マリアさまは知っている
あーあー、もう、面倒なことになってきた。
私は頭が痛くなる。マリア様とレヴィと社会主義。それがこれからどう干渉してくるのだろう?
と、いうか、私は何をしているのだろう?
私は、どうして、こんな事を調べ始めたのか?
それは、小説を完結させるため。
多分、『パラサイト』
そして、西條八十の都市伝説を安易に使ったことをなんとかいい感じにする事だった。でも、私が謎を解くよりパンデミックの方が先に解除された。
もう、そんなものは考えなくてもいいんじゃないだろうか?
そんな気もしてくるけれど、こんな中途半端では終われない。確かに、先月、法王のネタが欲しいとか思ったけれど、でも、マリア信仰とか面倒くさいワードが出てくるとなんだか気持ちが沈んでくる。
どうしてこんなことになるのか?いろんな説はあると思う。でも、キリスト教の法王は男性と決まっている。そして、キリスト教は一神教で、様々に合祀しやすい聖母マリアの扱いには、宗派で扱いが違うようだった。
子供の頃、ファティマの第3の予言はそれなりに取り上げられたけれど、ノストラダムス程は流行らなかった。この辺りは、私が子供の頃でも、なんか色々言われていた。
マリア様はイエス様のお母さんだけれど、預言者ではない。という考えでマリアの予言に否定的な人がいたからだ。
これについては、戦後、様々なところでマリア様から予言を受ける人とかが登場した事も関係があるのかもしれない。そい言った人が増えるとインチキも絶対に混ざり込んでしまうから。
逆に言うと、ファティマの聖母の予言は特化して不思議な事、とも言えるかもしれない。
ファティマという言葉の語源は、キリスト教が由来ではない。その上に、マリア様が未来の予言を下のさから。ついでにロシアを名指して改心させろとか。ここにレヴィが加わるとなんだか怪しげな気持ちになる。
今年、世界は滅亡はしないとは思う。多分。アメリカがベネゼエラに侵攻しても、中国が日本にレアアースの輸出をしなくても。それで世界は滅亡はしないだろうし、まずは自分の作品をなんとかする方がさくな気がする。
気がつけば、2026年も始まったんだし、もう、西條八十先生の話を擦らなくてもいいんじゃないか、って気持ちになってくる。
でも、もう、投稿した内容の生合成がつかないくるもんな。悩みどころである。
ついでに、思い出すといろんな思い出が蘇る。
ファティマの予言にしても、確かに八十先生を追いかけたのもあるけれど、色々と考えていた時に、マヤの予言の本のページをめくった時に書いてあったとか、そんな偶然もあったんだよな。
なんか、2012年の滅亡予言をラインナップしていたから書かれたんだろうけれど。
予言の聖母が出現した年にケネディー大統領が生まれてみたり。なかなか面白い偶然が並んだ。
でも、思い返してみたら、昆虫サスペンスを書いていたのだ。殺された奥さんと殺した愛人と夫の。
なんで、ファティマだとか、ケネディとかが登場するのかわかがわからない。
まあ、その前に、愛人役のレイと言う人物がロボの所で終わっているような気もするけれど。
それにしても、なんであんな夢を見たのだろう?法王の姿の剛の夢なんて。
これは何とかしないと、さすがに完結ボタンは押せない気がする。
私は少しばんやりと天井を眺めていた。
何してるんだろう?
もう、剛はいなくなったのに。地球は今日も動いているのに。
初めてWEBサイトに登録した時の事を思い出した。
当時は日常の小さな物語を投稿して、ほんの少し、モーニングを一回ご馳走してもらう、そんな小銭稼ぎが出来ると思っていた。でも、現実はそんなに簡単じゃなかった。
でも、2025年、WEB小説も収益できるサイトが増えて、私たちの理想に近くなってきていた。
約束の年に、剛がくれた奇跡のような気がした。
本来なら、フリマの小さなエピソードとか、子供の頃の話とかをいい感じに書いて小銭を稼ぐ方がいい気がする。
ファティマとか悪魔とか、人類滅亡じゃなくて。
なんだか、気持ちが沈んだ。
音楽をきく。ショパンを。何だか悲しくなる。ショパンだよ。私が、クラッシックなんて聞いてるんだもの。著作権を考えて、必死で調べて聞いたクラッシック。
1999年の年の瀬を思い出した。
あの時、滅亡したのは世界ではなく、ノストラダムスの予言本の解説書だった。
2025年
滅亡するのは、私の作り出した小説なのかもしれない…
ショパンの夜想曲が、静かに冬の夜に溶け込んでゆく。
私は悲しくなったまま、布団に潜り込んで頭から掛け布団を引っ張った。
その瞬間、突然、何かが私に音を立てて降り注いできた。
ゲッ。
驚いて布団から上半身を落として、散乱した本を見つめた。
そうだった。
私にはまだ、やることはあるのだ。
2000年 新世紀に100円で投げ売りされたノストラダムスの予言本とともに、最後にもう一度、みんなをあっと言わせる物語を書くと、そう決めた。
そうして買い漁った本。それらが私の部屋から綺麗になくなるその日まで。終われるわけはないのだった。
でも、今日は寝よう。
私は疲れた気持ちで軽く本を片して電気を消して寝た。




