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まさかwebで ミステリー大賞に リベンジする日が来るなんて!  作者: ふりまじん
マラキは誘う

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2026


ああ。もう、こんな事ってあるんだろうか?

私はネットニュースを見た。アメリカがベネゼエラの大統領を拘束したらしい。

不意に、マヤ暦が頭をよぎった。

今回、拘束された大統領は2013年から大統領に就任している。

12年…年が変わって13年の流れの中に物語が浮かんでは消える。


いかん。それはない。


私は頭を振る。

リメンバー12月19日。

あの日、3Iアトラスは地球に接近して消えていった。

私は、酔っ払いの山臥と小林青年とマヤ暦の話をしていた。

2013年は前法王が就任した年で、2025年は天に召された年になった。

そして、ベネゼエラのマドゥロ大統領が就任した年も2013年なのだそうだ。


特に関係があるわけではないと思う。

一瞬、亡くなる前の日の復活祭でアメリカの副大統領と法王の会談の記憶が蘇る。

何を話したのだろう?

多分、他愛もない事なのだろうけれど、あまりにも現実がドラマチックなので、作家として盛りたい気持ちになってしまう。


この時、アメリカはベネゼエラ大統領の拘束を計画していたのだろうか?


「本当に、マヤ暦は当たってるのかもね。」

19日、そんな風に話した山臥を思い出した。

「そんなわけないでしょ!借金に借金はかけられないんだからっ。」

私は答えた。


中学の頃、数学の時間にマイナスの計算を教わった。

足し算、引き算ではマイナスは借金だと言われた。

が、掛け算では棒グラフになった。

マイナスにマイナスをかけるとプラスになるからだ。


借金に借金をかけたら何故、プラスになるのか?


この答えを先生は面倒くさがった。そして、それを棚上げして棒グラフを押し付けて、「借金は忘れろ」と押し付けてきた。

おかげで私は数学に躓いて、宇宙とビックバンを考えてファイドアウトしたのだった。


「その話、関係あるの?」

と、山臥は私をみる。

「あるわよ。しっかりあるわ。足し算を借金で考えたら、掛け算だって借金で考えられるの。」

「借金に借金をかけてプラスになるの?」

山臥は面白そうに私を見た。

「違うわよ。数式には意味があるのよ。掛け算の借金は月賦払いという事でしょ?

5千円を前借りしたらマイナス。

5千円を積立したらプラス。

5千円を3ヶ月前借りしたら、-5000円x3ヶ月=-15000円でしょ?」

「じゃあ、マイナスとマイナスの場合は?」

「過払いよ。この場合、本当は3ヶ月しか借りてないのに書き間違いで8ヶ月と間違われたとかの場合、

-5000円x-5ヶ月=25000円借金が減るわけよ。

かける数とかけられる数は同じではないのよ。

本当に、中学時代、先生にそう言われて、小学2年生の掛け算の授業を覚えていたらそんな間違いはしないって言われたかったわよっ。今は、みんなグラフで語られるらしいけれど、ね。

まあ、数学はダメダメだったけれど、でも、考え続けたから、マヤ暦では騙されないわ。

マヤ暦は基本、20進法。20年でまとめてそれを13でかけてるのよ。ここにきて、13年という概念は出てこないわ。

1ヶ月が12日にならないようにね。

確かに、太陽周期が11年くらいで動くから、気候などの関係でいろんな問題が起こるかもしれないけれど、それはマヤ暦の考えとは違うか、補足的なものだと思うの。」


と、私は山臥に偉そうに言ったのである。ここにマヤ暦を加えて話してはいけない気がした。

とはいえ、フランシスコ法王は、史上初の南アメリカ出身の法王である。南米繋がりで気にはなるのである。


って、もうっ。


一体、何が起こっているんだろう?

私は普通に話を終わらせたいのよ。もう、こんな壮大な話はいらないんだから。


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