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まさかwebで ミステリー大賞に リベンジする日が来るなんて!  作者: ふりまじん
マラキは誘う

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神の数字数字


 さて、ここから話を書き始めないといけない。

3Iアトラスの話でなんとかこの連載を完結する。思えば、惑星パレードとか、天体に関係ある話題が続いたな。なんて思った。


 「それにしても、本当にマヤ人は13という数字を大事にしてたの?」

私は不服な気持ちを乗せて本の妖精を見る。

「大事だと思うよ。12の次に来る素数だしね。」

「素数?だからなんだっていうのよ。」

私は数学が出てこないか心配になりながら文句を言う。これ以上の面倒は嫌である。

「さあ、何かがあるか、ないかは俺にもわからないよ。一つの可能性ってことで。逆に聞くけれど、じゃあ、君は13が神に数字じゃないと、どうして思うのかな?」

妖精は少し気取って言う。

「だって、ツォルキン暦では一年は13ヶ月だけれど、ハアブ暦は18ヶ月じゃない。ハアブ暦って、それ以外13って数字出てこないじゃない。なんだか変な気がするんだよね。」

ため息が出る。13が大事な数字って言われるがまま信じたけれど、長期暦では使われない。

「そんな事はないよ。13はちゃんと使われているよ。」

妖精の言葉を黙って聞いていた。とりあえず、それは後で調べるとして、3Iアトラスのあの動画の話を始めよう。

「そうなんだ。でも、13年の周期の何かはないよね?」

私はあの動画を思い出していた。3Iアトラスの噂は12月19日、地球接近に向けて人類滅亡のネタとして動画のサイトをに賑わしていた。でも、マヤ暦と関連させる動画はそうなかった。

「どうだろうね?」

妖精は意味深に微笑んだ。そして、自分の本を読むように言った。


 私はなんとなく頭に浮かぶ予感と共に本を読み返した。

 この本を読むのは辛かった。そこには小説を書いて一発逆転で大金を手にできる。そう信じる自分がいた。

 自分にはゆるくなく可能性があるって、そう信じていられた自分がいる。


 それを見るのは辛かった。


 でも、書かないといけない。剛にあれだけ強く言ったのだ。人間、努力が大事だって。出来なくて諦めるタイミングが早すぎると。

 やる気を出せと、そして、夢を叶えようと。


 私は、剛のための金を、移動手段を、手配はできた。でも、小説の結末はつけられずにいた。書籍化できなくても、いつものように最適化できると思っていた。最高にはなれなくても、なんとなく標準で、普通のWEB作家として終わる。でも、それは思ったより難しかった。

 どう頑張っても、どうにもできないものがあるんだと、そう思った。


 とはいえ、終わらせないといけない。

 今なら、なんとかいい感じに終われる気がした。

 本をめくった。そして、大雑把に読み終わるとコーヒーのお代わりを入れた。そして、音も眠る深夜。私は妖精に語りかける。


 「そうね。確かに、13には意味があったわ。

  動画の配信の人がそう思う根拠が分かった気がする。

   13…日本では12。それは木星の公転周期は12年

    子供が二次成長期に入る頃で、

     太陽の黒点の周期は11年…太陽の黒点が増えると

      地球にも影響がある。そして、あれから13年、

       今年は太陽の活動が活発だったわ。2012年と同じように。」

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