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黒音と白奈  作者: nakada
第7章
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64/78

64.あれ?

私達は動画を見始めた

特に変わった様子は見つからない

「どう思う?」


「どうって、神奈川県警の方で、編集をみてるんだよね

それで、怪しい箇所が見つかってない……

それに、撮影時間六時間の動画を十倍速を駆使して三十分に

おさめてるんだよ、それを一回みただけで何かわかるわけないじゃん」


白奈はちょっと半ギレ状態である


「まぁまぁ、ちょっと糖分が足りないかな、

 これ、YouTuberの唯ちゃんから差し入れ」


石川の銘菓、中田屋の「きんつば」である


さっきまでの不機嫌さはどこへ行ったのか。


白奈は嬉しそうに一つ手に取った。


「うまっ」


そして二口ほど食べた後、


「ちょっと彼の他の動画も見ていい?」

「えっ、どうした」


「他の撮影時間六時間の動画は……これかな?」

 再生バーをスライドさせて最後を覗く

「残念、これ四時間五十分だった……じゃあこれかな?」

 また、再生バーをスライドさせて最後を覗く

「えー、四時間四十五分……」


「何やってんの?」


「同じ六時間の動画探してるんだけど……

 再生時間で動画選んでるんだけど……」

 白奈は動画を再生しては、再生バーを最後にスライド覗く

「五時間だった……」

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