表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
パペットだいちゃん  作者: オレオレ!
第1章

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

3/14

3.冒険者ギルドにて

「そうだった、冒険者ギルドに行こうと思ってたんだった」

そう言って、だいちゃんは町の大通りへ向かって歩き出した。

……いや、歩いているのは私なんだけど。

私はだいちゃんに連れられ、冒険者ギルドの前までやってきた。

扉をくぐると、そこには不思議な光景が広がっていた。

普通の人間、だいちゃんサイズの小さな種族、ウサギや猫のぬいぐるみのような存在……。

いろんな種族が入り混じっている。

ギルドの受付嬢は、私と同じ“人間っぽい”女性だった。

だいちゃんは壁に掛かっている依頼票を確認し始める。

「今日はこれにしようかな」

だいちゃんが依頼票をパッと取り、受付へ持っていく(歩くのは私だけど)。

「今日はこれでお願いします!」

受付嬢に渡したのは、オオカミ討伐の依頼だった。

「ちょ、危ないよ!」

「加奈お姉ちゃんは心配性だなぁ。大丈夫、僕が守ってあげるから!!」

私は思わず声に出してしまった。

「かわいいだいちゃんが、オオカミ討伐ぅ!? どうやって!?」

受付のお姉さんは慣れているのか、苦笑しながら答える。

「だいちゃんのご指名ですから」

「そういう問題じゃなくてぇぇ!」

「大丈夫だってば、加奈お姉ちゃん。僕の必殺技すごいんだよ!」

だいちゃんは得意げに胸(?)を張る。

「それにね、この依頼、僕がこの前討伐したやつよりランクがいいんだよ! 見て見て!」

だいちゃんは自信満々にギルドカードを見せてくる。

依頼票には【推奨討伐ランク:Dランク】の文字。

だいちゃんのギルドカードにも、同じく【Dランク】。

受付のお姉さんが補足する。

「だいちゃんは、この依頼を成功すればランクCに上がりますよ」

「だから行こうよ! ランクCになったら、行きつけのお店で祝ってもらえる約束してるんだから!」

結局、だいちゃんの勢いに押し切られ、私たちはオオカミ討伐へ向かうことになった。

冒険者ギルドを後にし、町の東にある森へと歩き出す。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ