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殺人の救世主  作者: おじさん
とある殺人鬼と少女の話
7/102

1-6

※陽視点


…一つだけ。一つだけ言わせてもらってもいいかな。


なんなの!!??この娘天使なの!!??


可愛すぎるんですけど!!俺が太陽?ならお前は何なんですか!?天使でした、そうでした!!


と、完全に俺はやられていた。


先程、偶然通りかかった村が襲われていたので便乗して人を斬れると思い行ってみたところ…。


はい、そこで出会えたのは天使でした。


まぁ、助けるつもりなんて微塵も無かったのは事実なんだけど…。


本当にたまたま、夏生を殺そうとしてた族を斬っただけなんだが。


流石に俺も女子供を斬る趣味はないわけで。


安否の確認をしたところ、夏生は俺を命の恩人と勘違いしてしまったらしい。


最初は、俺も曲がりなりに殺人鬼だし場合によっちゃ見捨てる可能性もあったが。


この数時間で分かった。この娘、めっちゃいい娘。


あっ、そういえば名前聞いたけど年齢聞いてないや。


大人っぽいし、16~18ってとこかな?


「そういや、お前何歳よ? 俺は26ね」


「年齢…? 11歳、だったかな…」


ん?


聞き間違いかな?


俺の耳には11歳って聞こえたんだが、まさかね…。


「ごめん、もう一回言ってくれるか?」


「?? 11歳、だけど」


11歳って、今言ったよな…?11歳ってことはだよ?幼女だよ、幼女。


いやー、そうか。幼女だったかぁ…。


終わったぁぁ!!俺の人生終わったぁぁぁ!!!


こんな幼女連れ回してたら捕まるよ!!


いや、でも今更手放すのも惜しいし…。


あっ、そもそも俺殺人鬼だったわ。


幼女連れた殺人鬼…。完全に変態さんです。本当にありがとうございました。

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