第一層、攻略開始②
主人公の現在のステータス
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勿忘 銘記 (なぼうなつき 15歳 男)
ステータス
レベル 3 {職業:記録師}
生命値 120/105
魔力 無
筋力 13
速力 9
反応 31
運 貴方次第
スキル 絶対記憶、瞬間記憶、真相記憶、詳細鑑定 (アクティブ)、瞬間計算
アペンド 行動予測、石器作成
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よし、食料は一旦後回しとしてまずは水!
頼むぞゴブリン、流石にコップくらいは作れてくれ...!
「“石器作成”」
頭にコップを思い描きながら唱える。
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スキルの使用者が魔力を保有していないため、当該スキルは使用できません。
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「...はぁ? ふ、ふざけんな!!」
予想の斜め上をかっ飛んで行きやがった...!
っていうか知るかよんなこと!
スキルの説明も読めないってのに。
ん?
説明...?
「まさか...ステータスオープン」
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勿忘 銘記 (なぼうなつき 15歳 男)
ステータス
レベル 3 {職業:記録師}
生命値 120/105
魔力 無
筋力 13
速力 9
反応 31
運 貴方次第
スキル 絶対記憶、瞬間記憶、真相記憶、詳細鑑定 (アクティブ)、瞬間計算
アペンド 行動予測、石器作成
─────────────────────────────────────
そしてスキルを対象に“詳細鑑定”を発動する。
「“詳細鑑定”」
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スキル名:石器作成
スキル分類:アペンド/要魔力
発動方法:口頭でのスキル名発音。
効果:木の持ち手と石の主部分で構成される道具を作り出す。
⚠︎上記の条件のいずれかを満たさない場合効果は発動しない⚠︎
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「やっぱそういうことかよ...」
これ視界に写ってスキルの効果対象にさえできれば何にでも使えるってことじゃねえか...
でも分かるのは概要だけ、か。
しかもこっちから発動しないといけないかつ、取り扱い説明書的なのもない。
相変わらずのホプレスクオリティ...
どっかのスライムのスキルみたいに自発的に色々教えてくれれば良かったんだが。
「なら記録師についても分かるか?」
せめて何か希望持てる情報があればいい、けどなぁ。
期待できないよなぁ...
「“詳細鑑定”」
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職業名:記録師
職業分類:特異
詳細:貴方は全ての真実を記録する者。
偽りに、誤りに惑わされない道を歩む者。
どうか、その旅路に一つでも真があることを祈ります。
職業限定スキル:絶対記憶、真相記憶、瞬間記憶、記憶書記、高速書記
虚偽看破、真映の瞳
適正スキル:鑑定、詳細鑑定、高速計算、瞬間計算、正確聴取
⚠︎習得可能スキルはこの中から二つのみ⚠︎
適正ステータス:反応
初期スキル上限:五枠 (内三枠は限定スキル)
最終スキル上限:十枠
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「...どういうことだ?」
せめてどういう職業か一発で分かる書き方してくれないか?
分かりにくくて仕方がない。
「つまりRPG風に言うと幻とかそう言うの使う敵に強い職業、って所か...」
後、フレーバーテキストとか適正スキルとかからしてこの職業確実に戦闘職じゃないよな?
本来安全な所で事務職やってたりするやつだよな?
「他は、あーやっぱこの職業反応特化職だったのか。...ん?」
スキル上限が最終10枠?
9枠じゃなくてか?
...俺が計算間違ってるだけかもしれない。
一度計算してみよう。
「えーと?まず元々持ってるスキルが5、その内3つは職業の適正スキルで固定。で、この職業限定で取れるスキルが初期取得除いて後4つ。他の普通のスキルは最初の2つ以外は取れないから加算なし。つまり取れるスキルは最大9までで合ってるよな?」
なのに上限10?
これはアペンド含めてなのか?
いやでもアペンドは別枠扱いになってたはず...
うーん、よく分からん...
「まあ、これは一旦後回しにして水飲みに行くか。」
コップ作れないし手作りしようにも道具も無いから直で飲む羽目になったのマジで許さんからな?
なあゴブリンサモナー...!
◆//\\=//\\=//\\◆
「...やっぱ、ほぼゴブリンは上には上がってこないな?」
まあ陽の光の下歩いたら命削れるのにノコノコと出るわけないか...
「はあ、ようやっと水が飲める。」
思えば一日弱水無し生活だったのか...
絶食生活はどれだけ続くか分からないが。
(流石に水にまで悪辣な嫌がらせは仕込まれてないと信じたいが、一応鑑定しておくか。)
「“詳細鑑定”」
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名称:水
状態:良好 (飲用可)
⚠︎ただし汲み上げると急速に質が悪化する⚠︎
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「ここまで来るともう清々しいな?」
絶対に楽はさせないという意思を感じる。
(逆に石器作成が発動しなくて良かったのかもなこれ)
「汲み上げるってこれ手で掬うも該当するだろうな。仕方ない、直接口付けるか...」
──ゴクッ、ゴクッ
「──プハッ!意外とイケるな、これ。コンビニの天然水よりは美味く感じる。」
まあ実際の所違いはないんだろうが。
それにしても、いちいちここに水飲みにこないとなのは面倒だな...
それでも俺には割り切る以外の道はない。
...外出た時は覚悟しとけよ召喚した奴ら!!
「にしても美味く感じるな...」
さてもう一口飲んでおこう。
◆//\\=//\\=//\\◆
「待てやクソサモナーァ!!」
今の状況を簡潔に説明しよう。
帰った、見つかった、迎撃した。これだけだ。
...細かく言えば武器がないから仕方なく、そう本当に仕方なく狼のドロップ品のガントレットを装備してゴブリンサモナーを追いかけ回しているという状況だ。
「逃げるな、(ゴミをドロップした)責任から逃げるなぁ!!」
...一度言ってみたかったのは内緒だ。
まあ今俺が装備しているのはガントレットだから剣ならぬ拳な訳だが。
(おかしいな...?俺、前回までは手震えるのを誤魔化してゴブリンを討伐してたはずなんだが...)
──ドガッ!
「ギィェアッ!」
──ドゴッ!
「ギャェェ...」
俺今、ゴブリンを殴ることに一瞬も躊躇わなかった。
さてと、ゴブリンを追いかけて、奴が木に気付かず激突した所で俺が追いついて顔面を二発殴ると動かなくなったが、消えていないのでおそらく気絶状態なんだろう。
「こいつ気絶とかするのか...あと今回まだ狼呼ばれてないな?」
動かないしちょうどいいか...
「“詳細鑑定”」
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ゴブリン
レベル2 [クラス:サモナー]
状態:気絶
ステータス
魔力:13/0
生命値:110/45
筋力:23
速力:5
反応12
運:5
スキル:従獣召喚 (狼)、石器作成、瞬間増幅 (筋)(封)
アペンド:被魂収穫
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「ちゃんとゴブリンにもステータスあったのか。って何で俺から逃げてるんだと思ってたけど魔力切れで狼を喚べなかったからか。」
こいつは“はぐれ”でも群れを追い出されたやつだろうし、多分その時に他のゴブリンと争ったりしてその時に魔力切れたんだろうな。
(他にめぼしい物は...ん?何だこれ?)
「アペンドの“被魂収穫”って何だ?」
文脈通りなら“魂を収穫される”ってことだろうけど...
収穫されるって誰に?
「“詳細鑑定”」
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ス⬛︎ル名:⬛︎魂収穫
⬛︎キル分類:⬛︎ペンド/階⬛︎⬛︎⬛︎専⬛︎⬛︎⬛︎ル
発動⬛︎法: 死⬛︎後自動⬛︎動
効果:⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎を上⬛︎。
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「何だこれ?伏字だらけだぞ...」
何でこんな中途半端に伏せられてる?
...これ、本来は何も見えないけど無理やり見えるようにしてるとかか?
そうだとしたらまあ十中八九記録師の力だとは思うが...
(とりあえず読み取れるだけ読み取ってみるか...)
「えーと?スキル分類、アペンド/階・・・専用スキル?...階層ボス専用スキル?発動方法、死亡後自動発動。効果は・・・を上昇、か?何を上昇させるんだ?対象はまあボスで確定だろうが...」
(ステータスか?そうだとしたらボスの何のステータスを...)
「──ギャ?」
「まずッ!気絶が切れた!?」
──ドゴッ、ドガッ、バキィ!
ゴブリンが起きがけに声を漏らしてくれたおかげで即座に気付き、ゴブリンをまた殴る。
スキルオーブの恨みを存分に込めて3発。
「ギャェェ...」
俺の攻撃2発で60と少しの生命値を減らしていたゴブリンは、耐えられるはずもなく黒く染まって消え去った。
「これでよし。...はあ、焦った。」
(というか攻撃1発で30くらい減るのか。単純に筋力の値がそのままダメージになるわけじゃないらしい。今回俺はドロップのガントレットを装備しているから筋力の値は20ぴったり、そこから30までは倍率1.5。)
「なるほど、筋力の値の1.5倍くらいのダメージが相手に入るのか。レベル差でダメージ軽減とかありそうだが。」
というか絶対あるな。
で、今回はレベル上がらなかったな。
あとドロップも無かった。
...確率性かよ!
さらにレベル上がるごとにゴブリンを狩る数も増えるのか...
これどっちかと言うとモン◯ンとか原◯とかそこらへんに近いな?
「──ギャ、ギャギャッ!!」
「──グルルル...」
「またかよ!?」
忘れてた!
そう言えば今敵に襲われやすくなるとかいうクソ効果付きのガントレット付けてたんだった...!
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ゴブリンサモナー3体の完全討伐により、レベルが3上昇しました。
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「はぁ、やっと終わった。」
目の前で消えゆく3体のゴブリンと狼、あとレベルアップ表示を見て息を吐く。
というかレベルアップの通知の所ゴブリン3体討伐って付いてるってことは1vs1と集団戦って分類されてるのか?
...これ絶対ボス戦取り巻きいるな?
「絶対これもう付けない絶対な!」
そして吐き捨てながらガントレットを外す。
あの追加で襲って来たゴブリンを倒そうとしている間にまた2匹追加でやって来たのは本当に辛かった。
それとどうやらこのガントレットの効果は、自分を中心に半径20mの円の範囲内に入った敵に対して発動するらしいことが分かった。
(何だこの絶妙な距離...まあ救いは範囲が“円”であって“球”じゃ無かった所だな...)
後から気づいたが、球だったら確実にとんでもない数のゴブリンにリンチされてた。
だって俺が今いるの地塁上なんだから球だったら下に溜まってると思われるゴブリン大量に上に登ってくるわけだからな...
円だったことに感謝。
それはそれとしてレベルアップに必要なゴブリンの数が4倍、いや上昇したレベルが2から3に上がってるから実際は2倍くらいか?それでも増えたことは許さない。
上がり幅最初も容赦ないくせに後々指数関数的に増える奴だって確信したからな。
「おっ、ドロップ。毛皮と、爪のナイフ?あとはスキルオーブか...」
帰って鑑定使おう。
それと今までのドロップ量からして確率自体は低くはないのか?
ガントレットは何かしらの条件があったっぽいが。
「まあ“帰って”って言ったってもうすぐそこなんだが。」
(最初は木に登るのにも苦戦してたんだよな...)
まだ2日弱前の話だと言うのにもうすっかり昔のような感覚になりながら、さっさと木に登る。
「ふー、よし。“詳細鑑定”」
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名称:ゴブリンの召喚獣のナイフ
アイテムタイプ:剣戟用の武器/斬用道具
効果:この武器で切りつけた傷の治りが遅くなる
⚠︎ただし装着するとその間生命値回復の速度が遅くなる⚠︎
説明:ゴブリンの召喚獣が自身を打ち倒した者を認めるとドロップするアイテム
一部の場所ではドロップしない。
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名称:従獣召喚のスキルオーブ
アイテムタイプ:スキルオーブ 使用可能枠数残り4
⚠︎(5個目以降を使用すると1つ目のスキルから消滅)⚠︎
効果:スキル『従獣召喚』を取得可能 (使用時に生命値を20回復)
説明:ゴブリンの保有するスキルが結晶化した物。噛み砕くことで使用可能。
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「ナイフの有能さが沁みる...!」
生命値回復が遅くなるのは辛いけど、やっとまともな武器を手に入れられたっていうだけで良い。
ガントレットもまともな武器ではあるけど、効果がな...
あとナイフの方は武器効果も有能。
ボスは自然治癒持ってるってお約束だからな。
で、スキルオーブは多分ゴブリンが持ってたスキルのどれかがオーブになるんだろうな。
...ならそっちじゃない方をくれ!
必要なんだよ!
あとはレベルが上がったんだよな?
ならステータス確認しとくか。
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勿忘 銘記 (なぼうなつき 15歳 男)
状態:引敵 (装備品のデメリット:残り3分)
ステータス
レベル 5 {職業:記録師}
生命値 150/91
魔力 無
筋力 13 (+8)
速力 9 (+6)
反応 31 (+23)
運 貴方次第
スキル 絶対記憶、瞬間記憶、真相記憶、詳細鑑定 (アクティブ)、瞬間計算
アペンド 行動予測、石器作成
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「...今更だけどこの表示の仕方変えてくれねえかな!?元々の数値にレベルアップで増える分がカッコで書かれてるって見にくいんだよ!」
まあ本当に今更だし言っても変わらないから意味ないが。って待てや!!!
「状態:引敵?つまりそれは...!」
「「「「ゲギャギャギャッ!!!」」」」
「やっぱこうなるのかよ!!」
こうなったらヤケクソだこの野郎!
──結局銘記はデバフの継続時間が切れた後も、結構な時間戦い通しになった。
「サモナー、絶対、許さない...」
──^ v ^──
最後まで読んでいただきありがとうございます。
面白い、先が気になると思っていただけましたら⭐︎や♡をお願いします。
追記
最後生命値減ってるのはフィールド効果の太陽もどきの下だと生命値現象の効果でです。
主人公のステータス変更
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勿忘 銘記 (なぼうなつき 15歳 男)
ステータス
レベル 3 {職業:記録師}
生命値 120/101
魔力 無
筋力 13
速力 9
反応 31
運 貴方次第
スキル 絶対記憶、瞬間記憶、真相記憶、詳細鑑定 (アクティブ)、瞬間計算
アペンド 行動予測、石器作成
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l
↓
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勿忘 銘記 (なぼうなつき 15歳 男)
ステータス
レベル 5 {職業:記録師}
生命値 150/91
魔力 無
筋力 21
速力 15
反応 54
運 貴方次第
スキル 絶対記憶、瞬間記憶、真相記憶、詳細鑑定 (アクティブ)、瞬間計算
アペンド 行動予測、石器作成
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