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3/5

第一層、攻略開始①

現在の主人公のステータス


 ─────────────────────────────────────

 勿忘 銘記 (なぼうなつき 15歳 男)

 ステータス

 レベル 1 {職業:記録師}

 生命値 100/96

 魔力  無

 筋力  7

 速力  5

 反応  22

 運   貴方次第

 スキル 絶対記憶、瞬間記憶、真相記憶、詳細鑑定 (アクティブ)、瞬間計算

 ───────────────────────────────────── 


「いや落ち着け。なってしまったものは仕方ない。」


そうだ。

既に取り返しのつかないものを嘆いても意味がないことは今までの人生で散々理解させられただろ、俺。


「まずは身の安全を確保してから...」


(ちょっと待て、そういえば、他の奴らどこ行った?)


ようやっとそのことに思い立って周りを見渡す。

誰もいない。

人の気配さえない。

さらにここは袋小路だったらしく、後に退路はなかった。

あるのはゴブリンライダーが来た方向の分岐路から吹き付ける湿った風と、獣臭い匂いだけ。


(いや、それだけじゃない。...水音、か?)


微かに、ほんの微かにだがチョロチョロと沢のような音がする。


「考えてみれば、あいつらは“娯楽になれ”と言っていた。なら、水も無い場所にいきなり突き落とすわけがない。水がなければ人は3日で死ぬくらいはあいつらも知ってるはずだからな。」


つまり向こうには山中のような環境が広がっているのか?

そして水と食糧、さらに錐揉み式で火を起こすこともできる...?

いや、待て。

このままここにいた場合と動いた場合を考えよう。


(まず動かない場合だ。このままここにいればまたさっきのようにゴブリンに出くわすだろう。これはほぼ確実だ。)


(だがだからと言ってゴブリンが来た方向へ行くのも危険すぎる。しかしここで動けず水も食糧も無しでいればすぐ衰弱して犬かゴブリンかの飯になるのがオチ、だな。)


「...行くか。」


...絶対こっちには行かないって決めたんだがなぁ。


──そして、ダンジョンの第一層へ足を踏み入れた


◆//\\=//\\=//\\◆


──ピィィィーヨロロロ!


──プワァァアアアッ!!


「いやどういうことだよっ!?」


ダンジョンの、おそらく第一層。

そこへ足を踏み入れた俺の目の前に現れた景色は、恐ろしいほどの絶景だったが...

その感動を吹き飛ばすほどの衝撃の景色も広がっていた。


「なんで、ハヤブサか鷹かよく分からん奴とペンギンっぽいのが同じ場所にいるんだ??しかもペンギンもどきが空を飛んで、ハヤブサもどきが地面を歩くって...はあ、疲れた。気にしないでおこう...」


それよりまずはこの景色だ。

今立っている場所、おそらく丘か山の頂上なんだろうが、ここが最高高度らしい。

だからこの階層が一望できるんだが、痛いほどの日差しがある。


繰り返そう。

日(・)差(・)し(・)が(・)あ(・)る(・)の(・)だ(・)


「あの光の玉、あれが太陽の代わりをしているのか...」


さっきまでの古ぼけた石の通路みたいな所の影も形もないな...


「ここら辺を抜きにすればかなりの絶景なんだが...」


ここから見える景色は、本当に絶景なのだ。

腰あたりまでの草が生いしげり、地塁と呼ばれる台地のような土地が広がる。

そして全体の左側には湖があり、光を反射して輝く。

そして階層全てを囲むようにして岩壁が立っている。


「ん?あれは、門、か?」


ここから見える一番向こうの岩壁に、明らかに自然のものではないアーチ状の物が見える。

...いやまぁそもそもダンジョン自体がおかしいが、あれは明らかに浮いている。

なぜなら地塁自体確実に下と上で10m以上の差があるのに、下の部分にあるはずの門の上のアーチ部分が見えているからだ。

...いやデカすぎないか?15mくらいあるだろあれ。


「この階層のボスの部屋か次の階層への道か...前者だろうな。」


だが見えているからと言って突撃するのは流石に無い。

ゴブリン一体を倒しても職業選択の時の通知みたいなのがなかった上、さらにステータスのレベルも上がってなかった。

このレベル1の状態で行くのは自殺行為以外の何物でも無い。


(...まあレベルが上がったとて推定10m以上のゴブリンとは戦いたくないが...)


そしてさっきの戦闘を思い返して一つのことに思い当たる。


「あれ、となるとゴブリンライダーはあの狼まで殺らないと経験値にならない...?」


そもそもそれ以前に次のレベルまでの経験値表記もなかったよな?

何体倒せばいいのかの確認もできない...


「...あー、考え通しだと疲れる。後ここにいたら見通しが良すぎていつか見つかる。早く移動しよう。」


地塁の下の洞窟と階層の壁にある横穴あたりにゴブリンが溜まってるのが見える。

後はそのどっちでもない所に集落っぽいのがちらほらと見えるな。

つまりこっちからよく見えているわけで、向こうからも確実に見えるわけだ。


安全な所で休むためにこっち来たのに、相手からよく見えるとこで考え込んでちゃ意味ないんだよ...


(とはいえ...これ、安全な所とかなさそうだよな...)


地塁の地形は上下があるとはいえ、登れないわけじゃない。

いざとなればあいつらは普通に上に上がってくるだろう。


...建築スキルとかあればなぁ。


(たらればを言ってもスキルが生えてくるわけじゃない。比較的安全なところは...ざっと挙げると3つくらいか。)


一つはこの丘の岩壁付近。

二つ目は丘の麓の岩壁辺りの横穴をゴブリンから奪い取る。

三つ目は地塁の上の平原の木の上。


──ザク、ザク


移動しながら考える。

見つからないためにきちんとしゃがんで見えているゴブリンの視界には入らないように地塁の上層に登れそうな坂を登る。

が、頭は出ているのであまり意味はないかもしれない。


(一つ目は無し寄りだな。水場まで遠すぎる上に日差しを防ぐ手段も身を隠す手段もない。)


(二つ目は...有り寄りだが、水場に近い以外にいいところがない。さらに手に入れるまでのリスクも未知数。)


(三つ目が今は一番現実的か。枝を寄せ合わせて擬似的な屋根を作れば日差しを防げる。さらに木に登られなければ見つからないのもいい。)


よし、なら善は急げだ。


◆//\\=//\\=//\\◆


──キュッ!


「...こんな物か?」


小さい頃に俺と、幸と“あの人”の家族全員で行った山奥でのキャンプ。

その記憶を頼りに使えそうな蔓を探していたが、普通に木に絡みついていた。

拾った石でカットして枝を縛るのに問題ない強度だったので一安心だ。


「だけど、気は抜けないんだよな...」


地塁の下層にはゴブリンがまるで遊牧民のように一団を組んでいるのが見える。

いくらかのまとまりがあるらしく一つの大きな建物に一団の長らしき個体、そして屋根だけの小さな小屋に他のゴブリンが、という感じだ。

だが、このゴブリンたちはおそらく排斥された個体が群れているだけだ。

この地塁の直下の洞窟の中から出てきたゴブリンに追い出される所を丁度見たからな。


「...はあ、なんでこんなことになったんだろうな?」


ただいつも通り、誰もが”あの人“を忘れた世界で、最低限に周りと関わりながら修学旅行をやり過ごすつもりだった。

そこからよくわからん世界に拉致られて、勝手に異世界召喚系のテンプレ通りになると思い込んで、“あの人”について何かわかるかもと期待した。


その結果が“これ”だ。

おそらく、両親も幼馴染の幸(さち)も、よく喋って遊んだ“あの人”のことを元からいなかったように忘れたみたいに、俺たちのクラスのことを向こうでは誰も覚えていないんだろう。

父さん、母さんも、進路が別の中学の頃の友達も、今頃俺のことなんて忘れて普通に暮らしているんだろうな。


...実をいえば俺も、“あの人”のことを何も思い出せない。

顔も、名前も、性別でさえも。

ただそこにいたということしか覚えていない。

...そんな、両親と幸(さち)とほぼ変わらない状態の癖に、一方的に壁を作って避けた俺が、両親や友達に綺麗さっぱり忘れられた。


「...嗚呼、本当に、どうしてこうなったんだろうな...」


思わず漏れたそんな言葉に、自業自得という言葉が浮かぶ。


...色々あって疲れた。

そろそろ休もう。


「眠るのは無理だが、少し休憩を取るくらいはいいだろう。」


ステータスボードもついでに確認しよう。


 ─────────────────────────────────────

 勿忘 銘記 (なぼうなつき 15歳 男)

 ステータス

 レベル 1 {職業:記録師}

 生命値 100/84 (フィールド効果により日差しの下では常時減少)

 魔力  無

 筋力  7

 速力  5

 反応  22

 運   貴方次第

 スキル 絶対記憶、瞬間記憶、真相記憶、詳細鑑定 (アクティブ)、瞬間計算

 ───────────────────────────────────── 


「生命値が減ってる?ってまじか...」


つまりなんらかの回復手段 (飯とか水とか、まだあるか分からないポーションとか)がないと日差しの下に出るのはやめといた方がいいのか...

あとは、ステータス欄にあった (+◯)って表記が消えて簡略化されてるな。

変更後だけの表記だったらしい。

後 (封)も消えてるからスキル3個縛りも無くなったのか!

...いやそれで何が変わるんだよ?


「とりあえず生命値が全快するまで休もう。その後でレベル上げだな...」


◆//\\=//\\=//\\◆


「そろそろ動くか...」


武器はひしゃげたヘアピンと落ちてた太めの枝。

石器を作るには道具が足りない、どころかそも材料に出来そうなものもない。

この枝も棍棒にするには少し細いし材質が脆い。

...初めて戦ったゴブリンが持ってたあの石槌、拾っとくべきだったな。

次こそは持ち帰ろう。

足場を増やすために木を切るのにも使えるし武器にもなる。


「流石に排斥されているとはいえ一団を相手取るのは無理だよな...」


つまり狙い目は最初遭遇したような“はぐれ”だ。

幸いこの階層はかなり広い。

目測で大体縦横5kmくらいだ。

地塁の地形(縦横3kmくらい)はあるが。

...地塁の下の洞窟、どれくらい大きいんだろうか?


「排斥された奴らの群れにすら入れないような、端っこにいる“はぐれ”なら俺一人でもだけで倒せるはず。問題は狼を逃さずに倒せるか...」


あぁ、銃とか贅沢は言わないから弓か何か遠距離攻撃の手段が欲しい...

最悪パチンコを自作すればいいが、自生している木で作ったやつだと数回使っただけで壊れそうだ。

玉の当ても無いしな。


「!...見つけた...」


丘の方に何かを探しに来たらしい“はぐれ”がいた。

きっちり狼もセットだ。

...ゴブリン単体とかはいないのか?


(さて...狼から仕留めにかかるか。)


しゃがみ込みながら、太い枝で鼻に狙いを定めて近づく。

イヌ科の生き物はだいたい鼻が弱いからだ。

この狼も同じかはよく分からんが。


──スンスン


そうして近づいていると、狼が鼻を鳴らしながら周りを見渡し始めた。


(気付かれたか?)


「ギャ?」


ゴブリンと狼はなんらかの意思疎通の手段があるのか、狼とゴブリンが同時にこちらを向いた。


「ッチィ!」


──ガサガサッ!


初めてゴブリンを殺したときの感触を思い出して、不意に手が震える。

力を込めることで無理やり震えを止めてこちらへ駆け出してきたゴブリンと狼に向き直る。


「ギェギャギャッ!」


石斧を振りかぶるゴブリンの手を掴んで一度目と同じように捻る。

...あまりこう言った技に強くないらしいゴブリンは、初めて戦ったゴブリンと同じように、あっさりと武器を落とした。


「ふっ、はァッ!!」


予定を変え、ゴブリンに向けて枝を投げて牽制、そして武器を拾い上げて噛みつこうとする狼を避けざまに斧を振り下ろす。


「ぎゃうっ!」


上手く当たったが、仕留め切るには至らない。

だが狼は逃げずにこちらを睨みつける。

ゴブリンも投げつけられた枝を拾い、棍棒のように振りかぶる。


「ゲギャ!」


「ガゥガウ!」


今度は狼とゴブリンが一緒に攻撃してくる。


「くっ!」


片方を捌いてももう片方が攻撃してくる。

詰まる所、銘記(なつき)は追い詰められ始めてきていた。


「ガァアウ!!」


「今っ!」


しかし逆転の目が訪れた。

狼が少し早めに攻撃してきたのだ。

最初に攻撃を当てた時と同じように避け、石斧を振り下ろす。


「キャウン...」


元々傷があった場所にもう一度当たったため、致命傷になったらしい。

黒くなった後に消え、爪の装飾がなされたガントレットが残された。


「ガントレット...?ドロップアイテムか!」


「ギャエ、ギャギャア!!!」


「っと危な!?拾っている余裕はなさそうか...!」


相棒の狼を殺され、激昂したゴブリンの猛攻を耐えるのに精一杯でドロップアイテムを拾う余裕はない。

しかし、


(ん?ここら辺に攻撃が来そうな気がする?)


捌き続けていると、段々と攻撃のパターンが分かってきた。

...次は両手で上に枝を振りかぶっての振り下ろし!


(...一回目に戦った時はこんなの無かった。変わったことといえば、スキルの封印がいくつか解けたくらい。そのスキルから考えると...絶対記憶と瞬間計算でシミュレーションみたいなことをして行動予測ができるってことか?)


「相手の行動が予測できるなら避けるのは簡単だ。」


こっちは一応剣道とか弓道とか数年間やってたし、辞めてからも体力作りのランニングだけは癖で続けてたからな。

体力だけはあるんだよ!


──スカッ、スカッ、スカッ


「ギ、ギャギャ...」


「──隙あり!」


──ザクッ!


「ギ、ギャェェッ!?」


石斧でゴブリンを肩から斜めに袈裟斬りにする。

すると狼と同じように黒くなってから消え、同じように石斧も消えた。

そしてその場には半透明の玉が残された。


「ちょっ!斧返せ!」


 ─────────────────────────────────────

 ゴブリンサモナーの完全討伐により、レベルが2上昇しました。

─────────────────────────────────────


『全ての召喚者へ告げます。勿忘 銘記(なぼうなつき)のレベルが3になりました。』


あの日本語の声と半透明の字幕がレベルアップを示す中で、


──ゲギャ!


最後にゴブリンの嘲笑が聞こえた気がした。

そしてツッコミを入れる。


「お前、ライダーじゃなくてサモナーだったのかよ...」


◆//\\=//\\=//\\◆


「帰ってきたけど、なんなんだこれ?」


ガントレットと玉を触りながら呟く。


「これは一旦後回し。...にしてもゴブリン、まさか一団のやつは固定だけど“はぐれ”はランダムポップだったのか。」


これはさっき気づいたことだ。

あのゴブリンを倒した後、召喚してきた奴らに落とされた石の通路辺りに音もなく新しい個体が出てきたのが見えたことで気づいた。

...ならレベリングし放題?

流石に回数制限とか途中でレベルが上がらなくなるとか対策はされてそうだが。


「...ん、待てよ?そういえば詳細鑑定とかいうスキル無かったか?」


アクティブって付いてたよな?ということは...


「“鑑定”」


 ─────────────────────────────────────

 名称:ゴブリンの召喚獣のガントレット

 アイテムタイプ:拳闘用の武器/ステータスアップアクセサリー

 効果:装備して拳撃を行うと打撃に加えて斬撃が加わる/筋力+7 (効果重複不可)

 説明:ゴブリンの召喚獣が自身を打ち倒した者を認めるとドロップするアイテム

    一部の場所ではドロップしない。

─────────────────────────────────────


 ─────────────────────────────────────

 名称:石器作成のスキルオーブ

 アイテムタイプ:スキルオーブ

 効果:スキル『石器作成』を取得可能

 説明:ゴブリンの保有するスキルが結晶化した物。噛み砕くことで使用可能。

─────────────────────────────────────


「なるほど...これはかなり使えるんじゃないか?」


ガントレットは装備するだけでステータスが上がり、スキルオーブはスキルが手に入る。

早速両方使用しようとして思いとどまる。


(...俺らのことを娯楽にするとか言ってた連中だぞ?十中八九性格の悪い罠を仕掛けてくるはず...なのにこんな上手い話があるか?)


さっき“鑑定”と言って出てきた情報がこれだがスキル名は詳細鑑定だ。

なら口に出す言葉もそれにしなければ詳しくはわからないとか悪辣なことしそうな気がする。

というかやる。あいつらなら。


「“詳細鑑定”」


 ─────────────────────────────────────

 名称:ゴブリンの召喚獣のガントレット

 アイテムタイプ:拳闘用の武器/ステータスアップアクセサリー

 効果:装備して拳撃を行うと打撃に加えて斬撃が加わる/筋力+7 (効果重複不可)

    ⚠︎ただし装着すると敵に気づかれやすく、襲われやすくなる⚠︎

 説明:ゴブリンの召喚獣が自身を打ち倒した者を認めるとドロップするアイテム

    一部の場所ではドロップしない。

─────────────────────────────────────

 ─────────────────────────────────────

 名称:石器作成のスキルオーブ

 アイテムタイプ:スキルオーブ 使用可能枠数残り5

         ⚠︎(5個目以降を使用すると1つ目のスキルから消滅)⚠︎

 効果:スキル『石器作成』を取得可能 (使用時に生命値を20回復)

 説明:ゴブリンの保有するスキルが結晶化した物。噛み砕くことで使用可能。

─────────────────────────────────────


「ほらな!!」


ガントレットマジでふざけるなよ!?

なんだよつけたら襲われやすくなるって!

完全に地雷だろ!


だがスキルオーブはまだマシか。

今後使っていってステータス見た時に最初のスキルオーブのスキルが消えてれば気づけるからな...

あとおまけみたいに書かれてる20回復がかなり強い。


「ガントレットは置いておこう。...いや捨てた方がいいか?スキルオーブは即使用でいいな。」


少し躊躇いつつ口に入れて噛み砕く。


──バリンッ!


「...スキル手に入ったのか、これ?」


レベルアップの時もそういやなんも無かったな変な感覚とか。


「ステータスオープン」


 ─────────────────────────────────────

 勿忘 銘記 (なぼうなつき 15歳 男)

 ステータス

 レベル 3 {職業:記録師}

 生命値 120/101 (上限+20)

 魔力  無

 筋力  7 (+6)

 速力  5 (+4)

 反応  22 (+9)

 運   貴方次第

 スキル 絶対記憶、瞬間記憶、真相記憶、詳細鑑定 (アクティブ)、瞬間計算

 アペンド 行動予測、石器作成 (アクティブ)

 ───────────────────────────────────── 


「反応が結構上がったな。...これやっぱ反応特化職だろ。」


そしてスキルオーブで増えたスキルはアペンドとかいう新しいとこに入ったか。

アペンドは追加されたとかそんな意味だから不思議はないな。

で、行動予測はゴブリンと戦ってた時のあれか。

...おいタップしても詳細出てこないぞ?

そういう仕様か。...悪辣だな、本当に!

あと行動予測もそうだが“詳細鑑定”と今の“石器作成”以外アクティブって付いてないな?

ってことは他全部パッシブなのか。


いや“絶対記憶”と“真相記憶”どこで使われるんだよ!?


はあ、それにしても喉乾いたな...

あと飯はどう調達するんだ?

...分かるまで絶食生活、か。


「...まずはできることからやろう。次は水場に水汲みだな。」


ま、コップを作っておかないといけないんだが。

頼むぞ石器作成。

ノミ作ってコップは手作りしてねとか嫌だぞ?



── ̄  〜   ̄──


最後まで読んでいただきありがとうございます。

面白い、先が気になると思っていただけましたら⭐︎や♡をお願いします。


追記

今回のゴブリンサモナー戦で3ダメ食らってます。


主人公のステータス変更


 ─────────────────────────────────────

 勿忘 銘記 (なぼうなつき 15歳 男)

 ステータス

 レベル 1 {職業:無}

 生命値 100/100

 魔力  無

 筋力  7

 速力  5

 反応  22

 運   貴方次第

 スキル 絶対記憶、瞬間記憶、真相記憶、詳細鑑定 (アクティブ)、瞬間計算

 ─────────────────────────────────────

                    l

                   ↓

 ─────────────────────────────────────

 勿忘 銘記 (なぼうなつき 15歳 男)

 ステータス

 レベル 3 {職業:記録師}

 生命値 120/101

 魔力  無

 筋力  13

 速力  9

 反応  31

 運   貴方次第

 スキル 絶対記憶、瞬間記憶、真相記憶、詳細鑑定 (アクティブ)、瞬間計算

 アペンド 行動予測、石器作成

 ───────────────────────────────────── 

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