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「大八木充の作戦だ。世界で一番信頼できる」
……それより、飛鳥、わかってるよな?
「今日の作戦の肝はおまえだ。おまえこそケガするんじゃねーぞ?」
いつまでもウジウジしてんじゃねぇ。
せっかく暗ーい眼鏡もとって、髪型も元のポニーテールに戻したんだから切り替えろ。
飛鳥は思うところがあるのか、
声を落としてこう言った。
「……ふたりとも、無事で帰ろう」
——またふたりでペアを組めるように。
「この戦いが終わっても、わたしはキミといっしょにいたい。もちろん、キミがイヤじゃなければ……」
おれの返事を待ちながら、臆病そうな眼をした飛鳥は生身の少女のようだった。
腕のパーツがもげようと、「自分はただのサイボーグだから平気」と言った頃に比べりゃ大した成長だと言えた。
「護ってやるよ、心配すんな。ふたりで帰ろう、ポンコツ飛鳥」
「わ、わたしはポンコツじゃない! ……シープマンは鈍感だなっ!」
ぷくっと膨れるロボットポリスのほっぺを指でつつきながら、おれは決戦の場へと向かった。




