↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
絶対無職★シープマン  作者: taro_hanabusa
5.ヒツジ男とヤギ男
PR
92/155

5-22



「決まりだなっ!!!」


ふたりで拳《コブシ》と拳《コブシ》をぶつけ、再出発を誓った後に。


充《ミツル》はふいに空を見上げて、ほろりと苦く呟いた。



「いつもいつも、無茶をさせる。できることなら俺だって、おまえみたいに戦いたいが……」


「いいじゃねぇか。このやり方が、おれたちふたりの戦いなんだ」


「ああ、そうか……そうだったな」


充は少し寂しげ笑い、


「羊一、おまえはヒーローだ。俺のなかでは、いつでもずっと……」



その時、なんとなくだけど。


おれは充が意固地になって、警視総監の地位にこだわる事情《ワケ》がわかったような気がした。



……それと。

やっと、思い出せた。


おれが『画家になりたい』と思った、一番最初のきっかけのこと。



(羊一、おまえは絵がうまい)



——充《おまえ》が褒めてくれたんだった……。



しばし黙りこむおれに充は、不思議そうな顔をしていた。



まぁ、いいか、そんなこと。

湿《しめ》っぽいのはここまでだ。



「おい、充。無線、寄こせよ。今から飛鳥《アイツ》に電話してやる」


ピポパピ、ポパピ♪ 

トゥルルル……。


<はい、資料室……って、シープマン!?>


テンションの低い相棒に、おれは早口でがなり立てた。



おい、飛鳥《アスカ》、準備しろ!


……「デート」? ちげぇよ色ボケすんな!



マンダラ野郎《ヤロー》をブチのめすんだ、

正義の心に火《ひ》ぃ、灯《とも》せ!



一度は逃げだしちまったけどな、

もうビビらねぇ、ハラ固めんだ!




<さあ、反撃《リベンジ》といこうじゃねぇか!!!>






評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。