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わなわな震えるおれの手を、飛鳥が横からつかんで止めた。
「もういいだろう、シープマン。終わったんだ、わたしたちは。わたしがもっと強ければ……こんなことには……なんてな」
こんな時、無理に笑顔をつくろうなんて、
サイボーグのやることじゃなかった。
おれはこれまで生きてきて、
こんなに悲痛なひとの笑顔をただの一度も見たことがなかった。
「飛鳥、おまえ、いいのかよ……いいわけねぇよ、おれにはわかる。おまえ、心で泣いてるじゃねぇか!」
「通達は、これで終わりだ。俺はまた本職に戻る……」
うむを言わさず立ち去りながら、こちらに背中を見せたまま。
充は事務的な声で言った。
「シープマン、命令だ。俺に勝手に死ぬんじゃないぞ」




