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言わなきゃよかったかもしれない。
だけど言わずにいられなかった。
「おまえが弱気でどうするんだよ。おれたちゃ『無敵のコンビ』じゃねぇか。昔から、いまでもずっと……」
「無敵じゃない」
きっぱりと。
充は重い表情で、おれをまっすぐ見つめて言った。
——おまえ、ほんとうにわからないのか?
「マンダーラはおまえよりも強い」
「な……なんだと……?」
驚いて、声がかすれた。
「戦うな、おまえは負ける」
充は冷たく吐き捨てた。
「でもよ、やってみなけりゃさ……そんなの、わかんねぇだろが……」
「無駄だ。だれの目にも明らかだ。それともなにか? やるだけやって、挙げ句におまえまで失うのか?」
今度はおれが黙る番だった。
圧倒的な感情の波が、一気に胸の中に押し寄せて。
首筋がチリチリ焦げるような、得体の知れない怒りがわいて、
この場のすべてをスーパーパワーでメチャクチャにしてやりたくなった。




