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絶対無職★シープマン  作者: taro_hanabusa
4.審判の日 〜ジャッジメント・デイ〜
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4-19



「だったら、『おれ』に戦《や》らせろよ。いつもみてーに内緒《ナイショ》でよ……」


充は力なく首を振った。



「おまえでは、ダメなんだ……」



——シープマンでは、「無名」過ぎる。



「どこの骨《ホネ》ともわからんやつが、連盟のやり方に口を出せば、世界はおまえを認めない。背後から刺されることになるぞ?」



……ナルホド、そいつはタイヘンだ。

充《ミツル》はおれを庇《かば》ってんのか。


そんな「言い訳《ワケ》」使うってのか。



「……なにが『利権』だ、訳《ワケ》わかんねぇ。世界がどーなったっていいのか?」



「これ以上は、悪くならない……」


そんな役人特有の、ゴマかしみたいな回答なんて、



(聞きたくねぇよ、そんなこと……)



やるせなさが激情に変わって。



「止《よ》せ、シープマン! 手を出すなっ!」



気づけば飛鳥《アスカ》の制止も聞かず、


おれは充に詰め寄っていた。


「目ぇ覚ませっ、このバカヤロウ!」


「殴りたいなら、俺を殴れ……」


卑屈な目をした充に言われ、おれの怒りは突き抜けた。



「ちげぇよ! そんな問題じゃねぇ! 『おかしい』だろ! 負けちゃダメだろ!」



(『正義』がそれじゃダメだろが……! 『大人《オトナ》』がそれじゃあダメだろが……!)





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