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それを耳にした瞬間に、
頭の中でぐわんぐわんと、「ドラ」の鳴る音がしたようだった。
しばらくぽかんと口が開いて、まともに言葉が出なかった。
「フザけんなよ……」
「ふざけてはいない」
「取り消せよ……」
「決まったことだ……」
「バカヤロウ! それでいいのかよ!」
頭に「カッ」と血がのぼり、知らずのうちに叫んでいた。
「おい、充ッ! なんとかしろよ! おまえ、偉いんじゃねぇのかよ!?」
「無理言うな。俺だって……警察組織は複雑なんだ。一枚岩ではないからな……」
マンダーラを狙うことについて、警察内で反対が起きた。
ひとつの理由は「人命重視」。
そしてその裏に根深く潜む、
公開できない汚ねぇ訳は、
「……トップ・ファイブの所属していた、『ヒーロー連盟』の利権だ」




