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このどーしよーもなく下らない、馬鹿げた茶番のシメのセリフを、
おれは千夜とベルといっしょに、自宅のビルの上で聞いていた。
「大した勝利宣言ね」
呆れた顔で千夜がそう言うと、まるで聞こえていたかのように、マンダラ野郎の巨大な仮面がぐるりとこちらに向けられた。
「羊一さま……こわいですわ」
脚にぎゅっとしがみついてくる、ベルの肩を抱いてやりながら。
おれは歯がみする気分だった。
真実は、語られずとも明らかだった。
(なんのこたねぇ。隕石だって、みーんな「ヤツ」の仕業だったんだ……)
この街を、この国を、圧倒的な力でもって、恐怖の底に落とそうとする、
「黒幕」が現れやがったんだ……。
(あいつこそが、おれの敵……)
敵はマンダリ・マンダーラ。
(やれやれ、フザけた野郎だぜ……)
スカイ・ヴィジョンをにらみ返して、
おれは中指をビッと立てた。
——いいぜ、相手になってやる。




