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「なんだ、あいつら……キャラ濃すぎだろ」
それにメチャクチャ失礼だった。
(もっとこう……なんかあるだろ……言い方とか、接し方とか……)
心のどこかで期待していた「共闘路線」を打ち砕かれて、おれはなんだかやるせなかった。
……どいつもこいつも上から目線、とことんイヤな連中だ。
トップ・ファイブとかいうチームは、そんなに強くて偉いのか?
(……それともおれがただの無名で、どこの組織にも入ってないから、あんな扱いを受けるのか?)
「シープマン、がっかりするな。わたしたちにも仕事はある」
飛鳥に慰められたところで、おれの気分は晴れやしなかった。
「なんだよ、もう。やってらんねぇ。どーせ、おれたちゃお呼びじゃねぇんだ。あいつら自信満々だしさ、ぜんぶ任せていいんじゃねぇか?」
「だが、まだ警視からの指令が……」
「知らねぇや、そんなもん。おい、帰るぞ。抱っこしてくれ」
だが、不服そうな飛鳥に抱かれ、しばらく上空を飛んでいると。
「ビーッ、ビーッ」と警告音が、飛鳥の通信機から鳴った。
「ふたりとも、聞こえるか……!」
「なんだよ充。いま帰りだぞ」
「早く現場に引き返せ……『救難信号』が出ているんだ」
(……『救難』?)
聞き返そうとしたおれに、充はきびしい口調で言った。
これまでになく、きびしい声で。
——トップ・ファイブがやられたようだ。




