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絶対無職★シープマン  作者: taro_hanabusa
3.ワールド・グレート・ヒーローズ
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43/155

3-11


飛鳥《アスカ》にお姫さま抱《ダ》っこされて、現場にジェットで到着すると、

辺りはひどい有様だった。


「おうおう、やってる、やってやがるな!」


黒煙と、粉塵と。

焦げくさい臭いの昇るそこは、

まさに地獄の無法地帯。


「怪人刑務所」脱獄《ダツゴク》祝い、調子に乗った囚人どもは、見せしめ的にその一帯をメチャクチャにしているようだった。


口から炎を吹いてたり、

大きな羽で空飛んでたり。


しかしまぁ、怪人《ミュータント》って、

ほんと色んなやつがいるなぁ。

(『便器』みたいな顔のやつもいる!)



「オイ、オマエモ! オマエモ、アバレロ!」


火炎放射器を押し付けてくる、うるせぇハエ怪人《ミュータント》を片手でかる〜くぶちのめしてやってから。


おれは空中の敵をテキパキ撃ち落としている飛鳥《アスカ》を呼んだ。


「飛鳥、ラチがあかねえや! とにかくボスを探そうぜ!」


と、その直後。


「ドカーン!」と、耳をつんざく爆裂音と、爆風が周囲を覆い尽くし。

おれの体はブッ飛ばされた。

(まー、そんくらいじゃ死なねーけどな!)



「くそ……なんだ、グレネードか?」


埃《ホコリ》を払って起き上がると、同じくあおりを食らった飛鳥《アスカ》が煙の向こうを指差した。



「見ろシープマン。『トップ・ファイブ』だ」




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