表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
絶対無職★シープマン  作者: taro_hanabusa
3.ワールド・グレート・ヒーローズ
PR
41/155

3-9


まぁ、そんなことはさて置いて。


テレビの中ではチームのリーダー、グラン・ド・スラム(=デカいおっさん)が、マイクを向けられコメント中だ。


「トップ・ファイブは史上最強、まさにドリーム・チームと言える」


——われらに倒せぬ敵はなし。


犯人よ、見ているのなら、今日から大いに震えて過ごせ!


トップ・ファイブが来たかぎり!

この世に悪は栄えんわ!


そして会場を揺らす声で、ぐわらぐわらと大笑いした。


「ベル、音量さげてくれ」

「了解ですわ、羊一さま♡」


リモコンをポチポチ触りながら、ベルはぽつりと呟いた。


「でも、なんだか不憫フビンですわ。羊一さまにも出番があれば、もっと有名になれますのに……」



「……そりゃあ、おれは『真打しんうちだからな。真のヒーローの出番ってのは、いつも遅れてやってくるんだ」



(そうだ、いまに見てやがれ……)


テレビの中で険しい顔をしているミツルをじっと見ながら、おれはなんとなくさみしくなって、ぬいぐるみ代わりにベルを抱きしめた。


と、その時。


急に会場のレポーターたちが血相を変えてざわめき出して、乱れた声が途切れ途切れにこっちの方にも伝わってきた。


「緊急速報、緊急速報、たくさんの敵が現れました! 場所は『怪人刑務所エリア』……」


「おいベル、音量あげてくれ」


思わず身を乗り出した瞬間、

決定的なひと言が来た。



「しゅ、集団脱獄です!」




評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ