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絶対無職★シープマン  作者: taro_hanabusa
2.休日に予定なんてねぇ
21/155

2-7


「てか、サイボーグもパフェ食べるのな」


手持ちぶさたに尋ねてみると、

飛鳥アスカは口をもぐもぐさせつつ真面目な顔でうなづいた。


「味覚も大事な機能だからな。うまいものはうまいし、甘いものは好きだ。ところでキミは頼まないのか? なんなら、ほら、ひと口やろうか?」


そう言って。

フォークに乗せた赤いイチゴをこちらにすっと差し出してきたが、おれは肩をすくめて言った。


「どういうつもりか知らねえが……あのな、ちょっと強引ゴーイン過ぎるぞ。距離を詰めるにせよなんにせよ、ひとにはひとのペースがある。まずはそこから学ばねぇとな」


今後のことも考えて、ちょっと強めに言ってやったら、飛鳥は少し驚いた後、

「すまない……」とちいさく言って、ポニーテールをしょんぼり垂れた。



「シープマンとは仲良くしたい。でも、やり方がわからないんだ。婦警のみんなに聞いてみた。どうすればきみの気を引けるのか、どんな服装をすればいいか……」


なるほど、こいつのこの性格だ。

婦警のやつらはかわいさ半分、からかい半分、あれこれきゃあきゃあ楽しみながら、余計な世話を焼いたのだろう。


それを思うとおれもなんだか、こいつの助けになってやりたいミョーな庇護欲が湧いてしまった。




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