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「てか、サイボーグもパフェ食べるのな」
手持ちぶさたに尋ねてみると、
飛鳥は口をもぐもぐさせつつ真面目な顔でうなづいた。
「味覚も大事な機能だからな。うまいものはうまいし、甘いものは好きだ。ところでキミは頼まないのか? なんなら、ほら、ひと口やろうか?」
そう言って。
フォークに乗せた赤いイチゴをこちらにすっと差し出してきたが、おれは肩をすくめて言った。
「どういうつもりか知らねえが……あのな、ちょっと強引過ぎるぞ。距離を詰めるにせよなんにせよ、ひとにはひとのペースがある。まずはそこから学ばねぇとな」
今後のことも考えて、ちょっと強めに言ってやったら、飛鳥は少し驚いた後、
「すまない……」とちいさく言って、ポニーテールをしょんぼり垂れた。
「シープマンとは仲良くしたい。でも、やり方がわからないんだ。婦警のみんなに聞いてみた。どうすればきみの気を引けるのか、どんな服装をすればいいか……」
なるほど、こいつのこの性格だ。
婦警のやつらはかわいさ半分、からかい半分、あれこれきゃあきゃあ楽しみながら、余計な世話を焼いたのだろう。
それを思うとおれもなんだか、こいつの助けになってやりたい妙な庇護欲が湧いてしまった。




