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絶対無職★シープマン  作者: taro_hanabusa
2.休日に予定なんてねぇ
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19/155

2-5


「シープマン、会いにきたぞ!」


やってきたのは飛鳥《アスカ》マークⅡ。

例のサイボーグ・ポリスだった。



「……なんでだよ?」


「うむ、いい質問だなそれは!」


予想以上に面食らったのは、そいつの「見た目」のせいでもあった。


飛鳥《あすか》のいつもの顔の下には、女子らしい青のワンピース。

かわいいポーチを肩から掛けて、髪にリボンなんてしている。


(私服なのか? にしてもなんか、『無理して着てる感』がすごいぞ……)


じっと見てると飛鳥《アスカ》は照れて、うつむきがちにもじもじとした。


「ど、どうだ……? 似合っているか?」


「うん。まあ、いいんじゃねぇか? なあ、ベルはどう思う?」


「かわいいですわ!」


「そ、そうか……うむ。まずは成功だなっ!」


ガッツポーズをちいさく決める。



……いやいや、まてよ、説明しろよ。


飛鳥《アスカ》は再びきりりとなって、やや深刻に語り出した。


「忘れもしない、先日の件。わたしはミュータントと戦って、思わぬ不覚を取ってしまった」


「なるほど、それでこの服装か。つまりは『罰《バツ》ゲーム』ってわけだな?」


「わたしはあれから考えたんだ。もしもあの時、力を合わせ、きみの言う通りにしていたら……結果はきっと違っていた。その反省を活かすためにも、これからは『密なチームワーク』だ。そう思ったからここに来たんだ!」



「……話《ハナシ》の流れが読めねえぞ?」


「だから、その、シープマン……」


おれの反応さておいて、

飛鳥はまたももじもじとして、言いづらそうに打ち明けた。


「わたしは今日……きみとふたりで、その、『親交』を深めたいんだ。どうだろう……今日はきみも休日のはずだが、この後《あと》、なにか予定はあるか?」



(んー、なんだ? それってつまり……)



「羊一《ヨーイチ》さま。もしかして……」


——これって『デート』の誘いでしょうか?



横からひょっこり首を突っ込んだ、ベルのひと言が的を射ていた。




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