↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
絶対無職★シープマン  作者: taro_hanabusa
8.絶対無職★シープマン
PR
138/155

8-2



マンダーラとの戦いで、両目に深い傷を負ったため。


シープマンは、その活動を「無期限休止」することとなった。


とはいえ、元より無名の彼が、

ひっそり姿を消したところで世間に知られるはずもなく。


——正当な、評価もされず。


時代の波に押し流されていくのは仕方ないことだった。


あれからひと月経った今では、一連の隕石騒ぎさえも、すでに過去の話題と化していた。



(構わない。それでいい……)



「すべては『あいつ』の望んだことだ……」


仮設庁舎の低い窓から、ボロボロになった都心を見つめ、


大八木警視《《正》》は呟《つぶや》いた。



(初めから何もなかったように、また元通りになるように……)



「元通りなど、なるはずもない。今回の犠牲は大き過ぎた……」



人員補充の急にあたって、肩書きばかりの昇進となった自身の役職を恥じるように。


事件以来、警視正は、シープマンの話を避けてきた。


わたしが何を尋ねても、「療養中だ」と言うばかり。


ただその口振りから察するに、外科手術による治療段階はひとまず経過しているらしく。


近頃は自宅のビルに戻り、静かに暮らしているようだった。




評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。