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絶対無職★シープマン  作者: taro_hanabusa
7.絶対無敵★シープマン
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122/155

7-12


飛鳥《アスカ》に支えられながら、よろよろと、立ち上がる。


「来るぞ……」


だが、不思議なことに。


すたすたと近づいて来るだけで、マンダーラにはそれ以上、攻撃する気はないようだった。


代わりにぽつりと「問い」を発した。



「汝《なんじ》らの名は、何という?」



「……シープマンだ。こっちは飛鳥《アスカ》」


「そうか。シープマンと飛鳥《アスカ》か……」


おれたちの名を繰り返し。



——誠によく、戦った。


——誠の強さと意志を感じた。



「汝《なんじ》らは殺《あや》めるに惜《お》しい……」


驚くべきことを口走った。



「これ以上の戦いは無用。ともにこの世の『真相』を知り、我《われ》とともに、歩まぬか?」



「ふざけるなっ、だれがキサマと……!」


「いや……待て。一理ある」


刃向《はむ》かおうとする飛鳥《アスカ》を止めて、

おれはマンダーラに向き合った。


「ムカつくけどな、いい提案だ。このまま殴り合ったって、こっちが勝てる見込みは薄い。だけど、おれたちだってすんなり軍門《グンモン》に下るタマじゃねーんだ……」


おれは見えない敵に向かって、精いっぱい、虚勢を張った。



——ひと勝負、受けてもらうぜ?



「それで負けたら諦《あきら》める。手下にだってなってやる」


「ほう……いったい、なにをするのだ?」



(50→0)


おれは最後のCポイントで、勝負の道具を生み出した。





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