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飛鳥に支えられながら、よろよろと、立ち上がる。
「来るぞ……」
だが、不思議なことに。
すたすたと近づいて来るだけで、マンダーラにはそれ以上、攻撃する気はないようだった。
代わりにぽつりと「問い」を発した。
「汝らの名は、何という?」
「……シープマンだ。こっちは飛鳥」
「そうか。シープマンと飛鳥か……」
おれたちの名を繰り返し。
——誠によく、戦った。
——誠の強さと意志を感じた。
「汝らは殺めるに惜しい……」
驚くべきことを口走った。
「これ以上の戦いは無用。ともにこの世の『真相』を知り、我とともに、歩まぬか?」
「ふざけるなっ、だれがキサマと……!」
「いや……待て。一理ある」
刃向かおうとする飛鳥を止めて、
おれはマンダーラに向き合った。
「ムカつくけどな、いい提案だ。このまま殴り合ったって、こっちが勝てる見込みは薄い。だけど、おれたちだってすんなり軍門に下るタマじゃねーんだ……」
おれは見えない敵に向かって、精いっぱい、虚勢を張った。
——ひと勝負、受けてもらうぜ?
「それで負けたら諦める。手下にだってなってやる」
「ほう……いったい、なにをするのだ?」
(50→0)
おれは最後のCポイントで、勝負の道具を生み出した。




