↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
絶対無職★シープマン  作者: taro_hanabusa
7.絶対無敵★シープマン
PR
121/155

7-11


「しっかりしろっ! シープマン!」


やっと聞こえた飛鳥《アスカ》の声に、おれは必死で問いかけた。


「おい飛鳥《アスカ》、どうなってる! おれはいったいどうなったんだ!」


そんなに大声を出さなくても、飛鳥《アスカ》はおれのすぐそばにいた。



「……マスクを半分、潰されている。命があるのが奇跡だろう」


自分の顔に触れてみて、事態はなんとなく飲み込めた。


おれは「光」を失った。

もう二度と、目は使えない……。



「……マンダーラは?」


「待っている。キミが再び立ち上がるなら、今度こそトドメを刺すつもりだ……」


飛鳥《アスカ》の声には覇気《ハキ》がなく、心はすでに折れかけていた。



「シープマン、もう立つな。キミは充分よくやった……」



——わたしたちは、敗《ま》けたんだ……。



受けとめざるを得ない現実が、ズシリと肩にのし掛かる。



(もうダメだ……)


(諦《あきら》めろ……)



そんな弱気な自分の声も、頭の中に響いている。



……だけど、だったら、なおのこと。


おれは是《ぜ》が非《ひ》でも立ち上がって、戦わなくちゃいけなかった。



「手も足も、まだ動く。メソメソしねーで考えろ……」



……野郎《ヤロー》にひと泡ふかせるんだよ。





評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。