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絶対無職★シープマン  作者: taro_hanabusa
7.絶対無敵★シープマン
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119/155

7-9


「うそ……だろ……?」


信じられない。


思わずおれは戦いを忘れ、飛鳥《アスカ》の元に駈け寄っていた。


(ありえない、そんなこと……)


(あまりにあっけなさ過ぎる……)


動揺を抑えきれなくて、飛鳥《アスカ》の肩を強く揺さぶる。


「おい飛鳥《アスカ》、充《ミツル》に繋《ツナ》げ! いつもみてーに無線すんだよっ!」


だが、飛鳥《アスカ》は目線を逸《そ》らし、下唇を噛んで答えた。


「さっきから……もう、やっている」



——大八木警視の応答はない。



それが意味することはひとつだ。


(ちくしょう……充《ミツル》、無事でいてくれ……!)


うなだれるおれの背後から、響くマンダーラの高笑い。

仕事を終えた隕石が、ヤツの手元に舞い戻る。


「はははは! ふははははは!」



「てめぇ……殺してやる……!」



「まて、シープマン、はやまるなっ……!」


飛鳥《アスカ》の制止も聞かずに走り、

くってかかったおれの動きは敵に読まれていたらしい。


虚界球《きょかいきゅう》を、握《ニギ》り込み。

マンダラ野郎《ヤロー》は固めた拳《コブシ》をピッチャーみたいに振かぶり、


そのまま、おれの顔面《がんめん》へ——



避けようもなく、直撃させた。




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