↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
絶対無職★シープマン  作者: taro_hanabusa
7.絶対無敵★シープマン
PR
118/155

7-8



ヤツは両手で鎖《クサリ》を握り、ぐるん、ぐるんと勢いつけて、その場でブンブンと回りだした。


——ボラ……ボラボラ、ボラボラボラ!


初めは緩《ゆる》やかだった動きが、やがて「ボラボラ」の声に合わせ、ヘリコプターのプロペラのように、止まらぬ早口言葉のように、尋常でなく加速していく。


——ボラボラボラボラボラボラボラボラボラボラボラボラボラボラボラ!!


しかも、どういう訳《ワケ》か速度がどんどん上がっていくにつれ、

鎖《クサリ》の先についた球体もどんどんデカくなってるらしい。



(ヤベぇ、こんなの近寄れないぞ……!)



——撃《う》て! 飛鳥《アスカ》、顔面《ガンメン》だ!



だが、飛鳥《アスカ》のレーザー銃も、高速回転するヤツの技《ワザ》を打ち破ることは叶わなかった。


黒い竜巻の中心で、マンダーラは高笑いした。


「ふはは! 見よ、この速度!」


——この重さ!

——この破壊力ッ!


「何者も! 止められぬ! 我《わ》が虚界球《きょかいきゅう》の前に無力ッ!」


そして最大加速した時、

ヤツはついに、手にした鎖《クサリ》を空の彼方《かなた》へと解き放った!



「ボボボラララボボボラララボボボラン、ティィィアアア!!!」



(飛んだ……!!!)


(飛ばした……!!!)


……いったい、どこへ?


隕石《いんせき》はドームの屋根を抜けて、青空の向こうに飛んでいった。

あのままどこかに落ちるとすれば、落下地点はメチャクチャだろう。



(どこに落ちる……どこを狙った……?)


なんだか妙な不安に駆られ、飛鳥《アスカ》の方を振り向いた時。


サイボーグ・ポリスはすでに新たな被害状況を把握していた。



「シープマン、大変だ……警察省《うち》の本部がやられたらしい……!」



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。