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(あの『球』は……マジでヤバい……)
うまく言えないけれどヤバい。
(『手のひらサイズの隕石』なんて、そんなの存在するはずがない……)
この世のルールをあっさり変えて、
「あり得ないもの」を生み出す力。
そんな摩訶不思議な能力は、
少なくとも、おれの周りでは、
「たった一例」だけだった……。
(『NOVA』だけじゃ……なかったのかよ……)
驚きを隠しきれないおれに、パワーアップしたマンダーラ——「スーパー・マンダーラ」が勝ち誇る。
「小さき者よ、教えてやろう」
この球の名は「虚界球。
その昔……はるか宙より突如飛来し、我が受け止めた「流星」だ。
……汝の命運はすでに尽きた。
最後にとくと見るが良い。
「これが……我が、『星降りの儀』だっ!」
そう言い放つとおもむろに、それまで首からジャラリと下げてた巨大な「鎖」をひっ掴み、
胸からすぽっと抜き出した「球」に磁石みたいにくっつけた。
……出来上がった、その武器は。
なにかの形状に酷似していた。
(陸上競技の『ハンマー投げ』か……?)
今度の予想は的中だった。




