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絶対無職★シープマン  作者: taro_hanabusa
7.絶対無敵★シープマン
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112/155

7-2


「苦しいか? 痛《イテ》ぇかよ……これで終わりと思うなよ?」


——今のは「トップ・ファイブ」の分だ!


「……おまえのせいで死んだやつらは、これっぽっちじゃ報われないぜ!」


ここで一気に追撃だ!


「オラァ!」

喧嘩《ケンカ》キックを入れる。


さっきまでとはうって変わって、攻撃は全部モロに当たった。


敵は防戦一方だ。

(しゃらくせぇ、食らいやがれッ!)


パンチの連打でヤツの意識を上半身のガードに集め、切り倒すようなローキック!


「どーしたどうしたマンダラ野郎《ヤロー》! 足元お留守《ルス》でもったいねーぞ!」


ズシリと響いた衝撃に、動きが止まったヤツの体を、またも拳《コブシ》でメッタ打ち。


だが、敵もさるものだった。


「ボ、ボラン……」

(グググッ……)


脚、腰、背中の筋肉を、ムチのように強くしならせ、

体重を乗せた上半身を、振り子のように回転させる——


「ティ〜〜〜ァッッ!」

「うおおっ!?」


狙いはおれの心臓だ。

拳が左の胸に刺さって、

「ドクン!」と脈打つ強震動《インパクト》。

口の中に血の味がした。


「やるじゃねぇか、マンダーラ……」

「汝《なんじ》の力も認めよう……」


そっから先は、ゼロ距離のまま、

お互い一歩も退かず譲らず、ただひたすらに攻撃し合った。



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