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絶対無職★シープマン  作者: taro_hanabusa
6.激突、壮絶、マンダラ・バトル!
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6-17



千夜《チヨ》がNOVAから聞き出した、

「限界を超える方法」は、


——Cポイントの「前借《まえが》り」だった。


NOVAからもらえるポイントは、ひと月決まって「1000ポイント」。


持ち越しも、貯蓄もできないこの「上限」を超えるには、

「来月分の1000ポイント」を使わせてもらう他になかった。



……だが、この「1000ポイント」は同時に、シープマンのボディが一時に蓄《たくわ》えられるパワーの限界。


無茶《ムチャ》な前借《まえが》りをした結果、限界以上の負荷の掛かったボディがどうなってしまうのかは、NOVAにすらわからないようだった。



(最悪、おれがぶっ潰れても、飛鳥《アスカ》がそばにいてくれる……)


マンダラ野郎《ヤロー》と刺し違えても、飛鳥《アスカ》のジェットで運んでもらえばここから脱出くらいはできる。


この悪党を倒したやつが、「どこの誰だかわからない」なら、

きっと充《ミツル》にだって余計な迷惑《メーワク》を掛けることもない。



(だから死ぬ気で戦える。心置きなく戦える……)



死が目の前に迫っていても、不思議と静かな心境だった。


……たまにあるんだ、こういうの。


ここ一番の勝負を前に、心の奥に火が灯《とも》る。


どんなに体が疲れていても、どんなに状況が深刻でも。


自分を支えてくれるなにかを、確かに感じとれる状態。


すべての力を出し切ることに、なんのためらいもない状態。


(……知ってるぜ、そういうの)



——「ベスト・コンディション」ってやつだろ?



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