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絶対無職★シープマン  作者: taro_hanabusa
6.激突、壮絶、マンダラ・バトル!
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6-14



突き出した、腕から「ブシューッ!」

変身用の白い煙《ケムリ》をヤツの顔面めがけて放つ。


もちろんこれは「目くらまし」。


「ボラ?」

「『ボラ?』じゃねーよ、ボケッ!」


敵のラッシュをくぐったおれは、ガラ空きになった脇腹《ワキバラ》に向けて必殺ワザをブチ込んだ!



『一〇〇〇〇連発《レンパツ》、フィーバー・パンチ!』



「ブシューッ!」噴き出す白蒸気。

一万発の拳《コブシ》の雨が、やつの身体に叩き込まれる。


……はずだったのに。


「なら我《われ》はッ! その十倍ッ!」



『一〇〇〇〇〇連発《レンパツ》、マンダラパンチ!』



「ボラボラボラボラボラ、ボラン、ティーヤァ!!!」


「うおおおおおお!?」


なんだそりゃ……!


(こっちが放った一〇〇〇〇発に、ぜんぶ被《かぶ》せてきやがった……!)


全身に走る衝撃は、これまで受けたことのない威力。

吹っ飛ばされてバウンドし、はるか後ろの壁に突っ込みめり込む惨《ミジメ》なシープマン。


(ち、ちくしょう……バケモノが……)


声にならないうめきをあげて、やっとのことで壁から出ると、あまりの痛みに吐きそうだった。

腹に風穴空いてないのは、ヒーロースーツのおかげらしい。



(もうムリよ! 奈良部《ならべ》くん……!)


悲鳴のような千夜《チヨ》の声。


「馬鹿《ばっか》言うな、こっからだ……!」


……こっからがおれの真骨頂《しんこっちょー》よ!



悠々こちらに近づきながら、両手を広げるマンダラ野郎《ヤロー》に、おれは強がり啖呵《タンカ》を切った。



「今のはわざと! わざと食《く》らった! つぎはこっちのターンだからなッ!」




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