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絶対無職★シープマン  作者: taro_hanabusa
6.激突、壮絶、マンダラ・バトル!
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6-9



立ち入り禁止の通路は暗く、

足元を照らす小さなライトが星々をつなぐレールのように、点々と向こうへ続いていた。


先を急ぐおれの無線に、唐突に千夜《チヨ》の声が入る。


「奈良部《ナラベ》くん、よかったの? あの子をあそこに置いてきて」


「心配すんな、飛鳥《あいつ》は勝つ。これから戦うやつに比べりゃ、まだ安全な相手だろ」


——マンダリ・マンダーラと比べれば。



(……この作戦の最後まで、飛鳥《アスカ》は生きてなくちゃいけない)


正直、マンダーラを敵にして、誰かを庇《かば》いながら戦う余裕はないと思われた。



「あの野郎《ヤロー》とは、一対一《サシ》でやる……」


自分で言って震えるなんて、おれも臆病になったもんだ。


これから始まる戦いは、きっと今までにないレベルで、熾烈《しれつ》なものになるんだろう……。


(マジで死ぬかもしれないな……)


そう思うと、胸が痛んだ。

思わず言葉が口を出た。



「そうだ。千夜《チヨ》、言い忘れてた。どうなっちまうかわかんないから、最後におまえに言わせてくれよ」


「……言わないで」


なんでだよ?

後々、悔いが残らないよう、ケジメをつけておきたいんだよ。



「……千夜《チヨ》、今までありがとな。おれみたいなバカ野郎《ヤロー》のために、最後までちゃんと尽くしてくれて」



——言わないで!!!



「……って、言ってるでしょう?」


千夜は、無線越しに叫んだ。



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