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ボクと宋清は張涼青と別れて李老師という人に会いに向かった。しばらくすると、女の子が腕組みをして待っていた。
「清兄、遅い。遅い。おっそおいぃ。ん、隣にいるおじさん誰?」
「ハハハ、麗ちゃんの運命の男性だよ」
宋清は笑って言う。
「へぇ。私、この人のお嫁さんになるんだ。へへへ」
女の子はニコニコで言う。
「お嬢さん、お名前は?」
「麗、宋麗だよ。王子様は?」
王子様?
なんだそりゃ?
「僕の名前は■■■。よろしくね」
「しゅうに……」
「そうだった。この世界だとうまく発音できないんだった。どうしようか……」
「周兄?」
「じゃあ、宋麗さんだけ周兄って呼んでいいよ」
「ヤッタ。でも、私は宋麗さんじゃないよ。周兄」
ん?
「じゃあ、麗ちゃんでいい?」
「ちょっと、ヤダけどまあいいか⋯⋯」
「じゃあ、よろしくね。麗ちゃん」
「よろしくね。私だけの周兄」
ん?
なんかニュアンスが違うような……。
まあいいか。
「それで麗ちゃん。なんの用?」
ようやく宋清が口を出してきた。
「李先生が怒ってたよ。呼び出して遅刻とはいい度胸だって」
「李老師のところに行くって言っておいて。麗ちゃん」
「わかったよ。清兄」
ボクと宋清が立ち去ろうとすると宋麗もついてくる。
「麗ちゃん、李先生に李老師のところに行くって言っといてね」
「わかった」
返事だけはいい。
ボクと宋清が立ち去ろうとすると宋麗もついてくる。
呆れる宋清。
「麗ちゃん、お兄さんとボクは大事な用があるんだ。お留守番お願い」
「ヤダ。周兄は私のだもん。ヤダ、ヤダ」
ボクはこういうの免疫ないんだよね。
「お留守番お願い、麗ちゃん。ボクと麗ちゃんは二人で一人だから大丈夫だよ。必ずボクは戻ってくる」
「本当?」
ボクは頷いて宋麗の頭を撫でる。
「いいよ。二人で一人だかんね。へへへ」
これで良かったんだろうか?




