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昼過ぎになり宋清がボクを迎えに来た。宋麗は後で宋白が連れて帰るので、宋清と僕の二人で城陽大学キャンパスに向かうことになった。キャンパスに行くと真っ直ぐ李老師の研究室に向かう。
「宋清、流星の涙にもう一つの力があることがわかったよ」
「どんな力?」
「想いを伝える力らしい。さっき麗ちゃんに流星の涙を渡したらボクが考えていたことが伝えったらしい」
ボクの言葉を受けて宋清が考え込んでから口を開いた。
「それは麗ちゃんが特別だってことかもしれないね。だって、昨日周老師はそんなこと言ってなかったもんね」
確かにそうだ。
そのまま李老師の研究室に入ると李老師と周老師が既にボクたちを待っていた。中央には……。
なんだ?
この装置。
顔の整形っていうとメスとか使ってやるイメージだけど……。
「待っておったぞ。シューティングスター、さあさあここに座って」
李老師がその装置にボクを座るように勧める。
なんか怖い⋯⋯。
ボクが戸惑っていると周老師が無理やりその装置にボクを座らせて頭からヘルメットのような何かを被せた。
データは入力済みだからもういくぞ。
ちょっと、ちょっと、まだ心の準備が……。
そうこうしているうちに、目の前に光で溢れて、ボクの意識は飛んでいった。
ボクが目覚めた時、目の前には李老師と周老師のビックリした顔があった。
「まあ、問題ないじゃろ⋯⋯」
李老師が言い、周老師も続ける。
「大丈夫、大丈夫。遠くから見れば問題ない」
どうゆうこと?
「ら、らくちゃ……」
宋清が腹を抱えて笑っている。
ちょっと待て?
なんとなくわかってきたぞ。
アレだ。
前世だったら消費者センターに駆け込むやつだ。
間違いねえ。
宋清が笑いながら手鏡を持ってきた。
いや、失敗じゃないんだけど……。
なんだろう。
周老師に似てはいるんだけど……。
これ影武者としては大丈夫なのか?
「大丈夫、楽ちゃんソックリだから……」
宋清が笑いを堪えきれずに研究室を出ていく。
「すまない。周老師と息子の周恩楽が写っている写真を取り込んだら周恩楽のデータで整形してしまった。なあに問題ないよ」
何が問題ないだ。
それやる前に最終確認すれば回避できたミスだろ。
「じゃあ、やり直しで大丈夫ですか?」
ボクが訊くと李老師は首を横に振る。
「そんな何度もやったら顔の形が保てなくなるから」
「いや、この身体だったら大丈夫だから」




