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殺された王子の復讐記  作者: 狐in box
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精霊宿り

皆さんこんにちはお久しぶりです。

狐inboxです。

とうとう受験シーズンもラストスパート 。

一月のセンターは自分もうけないとなりません。

ではどうぞ

「シルフ・・・上からお兄ちゃんの行動を見てなにか気づいたら教えて」

 ヤチヨが指示を出した。

「ヤチヨ様、今私をシルフと・・・」

「だって名前シルフでしょ?」

「いや確かにシルフですけど、はじめて名前でよばれたので、」

「それより早くして。早くしないと森の魔力が尽きちゃうよ」

 ヤチヨは自分の魔力を使うことはあまりない。その地の魔力を使い戦う精霊術を使う。

「セイレーン、この近くに池があるからその水使って応戦して。」

「わかりました。」

 水の精霊は池の方向に飛んでいった。

「サラマンダーは 幼い精霊を避難させて。」

「具体的にどこら辺に?」

「世界樹の裏側に」

「りょうかいです」

 火の精霊も世界樹に向けて飛んでいった。

「タイタン、宿って」

「え?」

「隠し事はもうやめた方がいいと思う。だから宿って。」

「いいんですか?体が持つかどうか」

「もしもの時はウィスプに何とかしてもらうから」

 土の精霊はためらう感じに見えた。

「承知しました。」

「ごめんね。わがままに付き合わせちゃって。」

「それだけあの人を助けたいんでしょう。呼び方にも少しずつ好意が見られます。」

「その話はあとで」

 はたしてあとでしてくれるかどうか・・・

 土の精霊はヤチヨの目の前に来た。

「精霊よ、我を信じ我と重なれ。主の身に宿りその力を与えたまえ。」

 ヤチヨはぶつぶつと詠唱を始めた。

 ヤチヨの足元、ヤチヨの胸元、土の精霊の後ろに魔方陣が浮き出てきた。

 土の精霊はヤチヨに引き寄せられ、胸元の魔方陣に入り込んだ。

「精霊(フェアリス)の宿り(パラシア)」

 魔方陣はすべて消え、ヤチヨの見た目にも変化はなかった。

 ただちがったのは・・・

「大地よ、我に従え。」

 すると周りの木がヤチヨと暴龍から遠ざかっていく。

 これは木が動いたのではなく地面がうごき、木はその動きに流されただけである。

 さっきから怯えて動けてないグロッツも流されている。

「これなら戦える」

「キュオォォォォォ」

 暴龍も動き始めた。

 異常な速度でヤチヨに飛び込んだ。

「土の壁(ウォール)」

 ヤチヨの前に大きな土の壁ができた。

 暴龍は速度のせいで頭から勢いよく衝突し、壁は砕けきれず、ヤチヨには被害はなかった。

「包囲(スクエア)」

 今度は暴龍の周りに壁ができた。上は空いている。

 暴龍が飛んで出ようとしたとき、水でできた竜が上から突っ込んできた。

「時間通りです」

 ヤチヨはすべての行動を予測して動いていた。

「捕獲(ドーム)」

 暴龍を囲んでいた土の壁は丸くなり、球体に成って暴龍を封じ込めた。

「これでなんとかなったと思いますが・・・」

 全員が暴龍を倒したお思ったその時、

「ドーム内の熱がかなり高くなっています」

 シルフからの知らせがあった直後に

 ーズドオォォォォォォンー

 半径10メートルほどが爆発で吹き飛んだ。

「セイレーン、大丈夫ですか?」

「私は大丈夫です」

 セイレーンはドーム内にいたため一番被害を受けていた。

 大丈夫とはいっているがおそらくかなりのダメージを受けただろう。

「あまり傷つけたくありませんがこれしか・・・」

 ヤチヨは周りの大地の魔力をすべて使う勢いで魔力を吸った。

「多重包囲(マテリア・ドーム)」

 先程の球体の包囲が3重4重と重なっていく。

「多重貫通槍(ストラ・ニドル)」

 球体の外側には変化はない。しかし、内側からは突き刺さったようなおとが聞こえてくる。

「これなら大丈夫のはずです。もう動けないはず」

 ーズドン、ドン、ガリガり、ガドンー

「なんでまだうごけるんですか、あれだけすれば動けないはずなのに」

 ーズドオォォォォォォンー

 今回二度目の包囲が崩壊した。

「ダメ、魔力が足りない。」

「キュオォォォォォ」

 暴龍が飛びこんできた。

 さっきよりものすごい怒りで飛んできた。

 未来視でも想像できたいほど速い。

(もうだめ・・・)

 ヤチヨがあきらめた時に

「フォーゼス解除」

 暴龍が光の粒になってきえて、ソウタが現れた。

 ソウタは勢いが殺せずそのまま木に激突した。

「間に合ったー、あとすこしで殺してしまうところだった・・・」

 ヤチヨがへなへなと座り込んだ。

 そして・・・

「うえぇぇぇぇん」

 大声で泣き出した。

「ヤバい、やらかしてしまった」

 生まれてはじめて女の子を泣かしてしまった。

 今までカエデと、カナデを泣かしたことはなかったためどうすればいいかも全くわからなかった。

「ごめん。コントロールできなかったんだ。ほんとにごめん」

 ソウタが必死に謝った。

 しかしヤチヨが泣き止むことはなくそのまま10分が経過した。

「落ち着いたか?」

 ソウタがヤチヨに声をかけた。

「うん」

 ヤチヨもうなずきながら肯定した。

「もう大丈夫なんですか?」

 ヤチヨが恐る恐る聞いてきた。

「大丈夫だ。もう暴走状態ではないから暴れることはないと思う」

 怖がられても仕方がないと思い、とりあえず安全だとだけは伝えた。

「ケホッケホッ」

 さっきから咳が止まらない。手を見れば赤く染まっていた。

「副作用強すぎだろ・・・」

 ーパタリー

 そのまま倒れて気絶した。

 グロッツは現在森の中を逃げ回っている。そっちはおそらく精霊たちが処理してくれるはずだ。

「無茶しすぎなんです。」

 ヤチヨはまた引きずりながら世界樹まで運んだ。

久々に書いたのでストーリーとかぐちゃぐちゃしてないか心配です。

では次の投稿は1月1日12時になります。

それではよいお年を

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