精神世界と妹たち
皆さんこんにちは
狐inboxです。
とうとうゴールデンウィークが過ぎてしまいました。
私は五月病に・・・動くことがだるすぎでなにもできなくなりそうです。
皆さんはそうならずに・・・
では殺された王子の復讐記
つづきをごらんください。。
周りは真っ白だ。
何もなくただ白い。
地面と背景の区別もつかないくらいに。
「何があったんだ」
俺は今まで起きたことを振り返ってみた。
敵の大将グロッツと戦い、
ヤチヨが現れて、
グロッツの謎の魔法で体が重くなって、
ヤチヨがやられそうな状態だった。
そして今に至る。
「そうだ、ヤチヨは・・・グロッツの姿もない。」
そもそも俺以外なにもなかった。
「ヤチヨさんは生きていますよ」
聞き覚えのある声がした。この声は間違いなく
「カナデ?その声カナデだよな。どこにいるんだ」
そしてカエデとカナデを見つけた。
あの時の殺された傷跡ものこっていない。
「何がどうなってんだよ。みんなは?生きているなら助けなきゃ。
そもそもなんで生きているんだ?生きていることは嬉しいけど、状況が読めなくて気がくるいそうなんだ。」
「お兄ちゃん落ち着いて。また抱き締めてあげるから」
「カエデ姉ちゃんも静かにして」
「はい・・・」
カエデは黙りこんだ。
「じゃあ全部説明してくれるか?」
俺はすべてを飲み込む気で覚悟を決めた。
「まずここはお兄ちゃんの精神世界です。きっとヤチヨさんが殺されると思い狂ってしまった時に、同時に精神世界が崩壊し、すべてが無となったから真っ白なんです。今のお兄ちゃん本体は暴走状態でもあります。」
つまり今の俺は全自動暴走兵器となっているらしい。
「そして私たちのことです。お兄ちゃんはわたしとカエデ姉ちゃんのことでどこまで覚えていますか?」
「確か二人ともあの暗殺者に殺されて、そのあと俺も一度殺されたというところかな」
「わたしとカエデ姉ちゃんは死んだあと、魂だけをお兄ちゃんの体に吸われました。そしてそれが不死鳥の秘水の能力のことだということもわかりました。そして今ではこのとおり」
といったとたん手を地面に向けた。
するとそこからちゃぶ台と座布団三枚、お茶入りの湯飲みも3つ出てきた。
「お兄ちゃんの精神世界で暮らすことができるようになりました。」
「人の精神世界を家同然のように・・・」
それしかすることがないのだろう。俺は座布団に座り三人でお茶をのむことにした。
「いがいとうまいな。」
「ゆっくりしている場合じゃないと思うけどなー」
カエデに図星を突かれた。
「精神世界の修復はわたしたちでやります。お兄ちゃんは早くヤチヨさんを守ってください。続きはまたいつか。もうお兄ちゃんは自分の精神世界に自由に出入りできるはずですから。」
「・・・わかった。また来る。」
ー10分前ーシルフィア大森林
グロッツは完全に腰を抜かしていた
一部の精霊たちもヤチヨを助けに追いかけてきた。
「なんで、なんで・・・特殊指定危険種の怪物がこんなところに、こんなの俺の『重在斧グラビドン』でも勝てねーよ」
ヤチヨが怯えながら暴龍に近づく。
「お兄ちゃん戻ってきて。もとのすがたにもどってよ。」
ヤチヨはソウタの意識がないことに気づき、声をかけて覚まそうとした。
しかし暴龍の暴走状態は続いていた。これは意識が戻っていないことを意味している。
「精霊さんソウタ兄ちゃんの意識を覗けますか?」
精霊たちは驚いた。
「ヤチヨ様、いまソウタ兄ちゃんと読んでましたよね。そこまで仲が発展を・・・」
ヤチヨが慌てる。
「違うよー。ほらそんなことより早く覗けませんか?」
「だめです。完全にシャットアウトしています。ソウタ殿が目覚めるのを待つしかありません。!再び咆哮来ます。」
ーキュオォォォォォー
暴龍の咆哮の周波数の高さが高すぎたためか気絶した敵の兵士や死んだ兵士の装備が砕け始めた。
もちろんヤチヨの装備も。
「キャーーーー」
防具も砕けたことによりほぼ裸である。
しゃがみこんだヤチヨをみて
「ヤチヨ様!!いまなんとかします」
精霊たちの手によって服ができた。
「なんで動きづらそうな着物なんですか!?」
ヤチヨが怒っている。
精霊たちは必死に説得している。
「しかしまた咆哮が来るかもしれません。そうなればまた壊れる恐れがあるので布類に絞りました。ヤチヨ様にぴったりかと。」
「~~~まあ仕方がないですね。」
即座に着物に着替えた。
「とりあえずお兄ちゃんの意識を、戻すこと最優先で。グロッツとか言う人は木に縛り付けておいてください。」
「「了解。」」
では全員出動します。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
最近、風が強かった日がありました。あまりの強さに家が揺れていました。風で家がぶっ飛ぶということが現実でもおこるんだなーと思いました。
考えてみれば竜巻もそうですよね。
ではまたお会いしましょう。




