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生き物達ノ中央世界  作者: 葉都
炎龍国編
96/105

92:タイトルで触れられないレファ

えっと、つまり

『つまり!私が魔物の均衡を操ることによって、知能のある新たな生き物を生み出すことが出来るのだ!』

…うちの脳内でまとめる前に、華寒がまとめてくる

『えっと、その力で生き物を生み出す気か?』

レファが質問する

『えっと、作ろうにも難しいんだよね』

『とは?』

『あのねぇ、私が生まれる前に大体生まれつくしちゃったんだよね…』

『そんなにか?まだまだ魔物は居る気がするが…』

『じゃあ、それぞれ考えてみよう』

そう言うと、私の膝の上から立ち上がる

『その前に、移動しよっか』

そう言って華寒が指を鳴らす

すると辺りが急に変化した

『へ?』

『お前なぁ、急に移動したら驚くだろ?』

『…あれ?ここ初めてだっけ!?』

『う、うん。どこ?ここ』

『え~っと、アンとギアナ、アシャ、彩呼んでくるから、レファ説明お願い!』

そう言って彼女は走ってこの部屋を出て行った

『はぁ、あいつはなんでそこまで逃げ足が速いんだか…』

『昔からの特性としかいえないなぁ…』

まぁそれのおかげで何度助かったか……

その後、レファからいろんなことを説明された

この空間の事や部屋の事などなど



『という訳で、生き物を生み出せることについて解説しま~す!』

私はみんなの前で話し始める

とは言っても、内容はさっきの物と変わる事は無い

相手の均衡をいじって生き物にも魔物にも変えられるという事

『…という訳なんだけど、それが難しいって言う事を聞かれたので説明する!』

『まさかの、ここまでが前座だった…』

アンがそんなことをぼそりと呟く

それを無視して、私は解説を続けた

『これの一番重要なところは、動物という存在。動物の知能の理由に秩序の量は関係していない。つまり、ある程度を越えたら動物か生き物になる。そして、動物の種類がアホほど多い。大体の確率で、動物になってしまう』

解説を聞き、各々が反応を示す

『なるほどなぁ…』

『あの、とりあえず動物にも生き物にもなっていない種族を探してみれば生み出せるんじゃありませんか?』

『いい質問だね、ギアナ。確かに出来るけど、今まで面倒くさかったのと、時間が無かったせいでやってない』

『え、つまり…』

『全然見つけられるよ』

『す、すみませんが、私(わたくし)はこれで!』

彼女は立ち上がり、部屋に走って行った

アシャとモスアも後を追う

残されたのは彩とアン、レファだった

『あ~。私が言うのもなんだけど、行かなくてもいいの?』

『私【あたし】はいいかな~。頭を使うのは嫌い!』

『そこまで頭を使う事じゃないと思うんだけど…』

『そんなことあるの!』

彼女はいつも通りのテンションで私を揺さぶってきた

『あ~~。俺に関しては俺が部屋に入るのがためらわれるからな』

その言葉に彩が話す

『みんな特に気にしていなさそうだけど…』

『俺が気にする。そうずかずかと女性の部屋に入るのは、俺が許さないんだ』

『ふぅ~~!紳士!』

私がそんなヤジを飛ばすと、即座にこちらを向き反論してくる

『馬鹿言え。常識だ』

そう言って、彼は紅茶を飲む

…そう言えば彩とレファって仲いいよな…

『ねぇレファ、私普段彩持たないから、レファが持たない?』

『はぁ?主であるお前が持て』

『力持ってるから使わないの!いいでしょ?』

『はぁ…彩は?』

『別にいいよ~。それに、新しいボディ作るんでしょ?その時に何かするつもりなんだな

~ってくらい?』

『お!流石は私の配下。その調子でレファを主に…』

『それは無理。私が大好きなのは想だから』

『……そっか』

半分嬉しく、半分困る

そんな気持ちで居ると、アンが話しかけて来た

『ねぇ、照れてる?』

『照れてない』

『即答じゃん!』

そこからしばらく、具体的に言えば三名が戻ってくるまで散々遊ばれた



『という訳で、全通り確認いたしましたが…』

と、彼女が説明している最中だが改めて振り返ってみようと思う

まず、前話された説について

生き物は皆、魔物から生まれたという説だが、間違いないと思う

実際、生き物に秩序を与えれば生き物になるということは、今日散々話した

だが、全部が全部魔物から生まれた者ではない

現在見つかっている種族は、人間、人魚、森人(エルフ)、巨人(ギガント)、獣人、岩人(ストーン)、機械人(マシーン)、鬼、吸血鬼(ヴァンパイア)、天使、悪魔、魔人、そして、各属性龍。

その中で、魔物から生まれた種族は、人間ただ一種類のみ

そこから、森に住み着いたり、水の中に入って行ったり、大きくなったりと…いう訳ではない

じゃあなんで派生が起きたか

簡単に説明しましょう

確かに今現存の生き物としては存在していませんが、魔物から生き物に派生した種族は他にもいる

それこそ、魚や海竜いった水生生物から、ラビットやスネーク、ウルフのような陸生生物、鳥、竜といった空生生物などなど、その種類は様々である

まぁ、後は分かるよね?

………そう言う事だよ

でも、誤解しないでほしいことが一つある

今でこそ、世界に秩序は少ないけど、その昔は地表は海、川などは秩序がありえない程多かった

そして、洞窟には混沌が多かった

洞窟の入り口に生きる魔物が生き物へと変化していった

そして、秩序が多ければ多い程、生き物はとある形に収束していく

それは、直立二足歩行、つまり人間と変わらない行動をし始めた

だから、今の動物という訳ではないのだ

だからと言って、別に人みたいな見た目をしていなかったわけだし、特殊ではあったんだけどね?

まぁ、それは今の価値観なので、その昔は主流だったのだろう

でなければ、今もその魔物から派生した種族は生きているはずだ

そう、時がたつにつれ次第に人間の血が濃くなっていき、現在は人間に獣の尻尾や耳、はたまた尾ヒレ、または羽などなど、そう言う感じで変わっていったという訳だ

今でこそ、人間は弱いと言われがちだが、種族としては最も古い種族であったりする

ちなみに、アンが暴走した奴は混沌を使われたことにより、薄まった竜の血が蘇ったわけだ

人間の血の方が濃いとは言った物の、人間とはゴブリンの派生形なので、普通にゴブリンは負けて竜が勝ったという訳だ

そうじゃなければ、羽を生やし、ブレスを吐くゴブリンが生まれるので、逆にありがたい

それじゃあ、今の種族の元になった魔物は何か…

人間はゴブリン、人魚は魚、森人(エルフ)はドライアド、獣人は獣の魔物、岩人(ストーン)はゴーレム、鬼はデュラハン、天使はエンジェル、悪魔はデーモン、龍族は大体は竜だが、水龍は海竜

じゃあ、ここに出てこなかった四種族は何なのか

巨人(ギガント)と機械人(マシーン)はそれぞれ人間から自然に派生した種族

吸血鬼(ヴァンパイア)は鬼から、魔人は悪魔から自然に派生した種族だ

さて、長い解説終わり!

『という訳で、残っている種族が無く…』

『いや、可能性は一つある』

『いやいや。流石に見逃した種族は……』

『そうだよ!流石の華寒でも無い物は無いんだよ?』

『それじゃあ振り返ってみようか』

私は、ボードを出して書きながら解説する

『まず、魔物の進化前と進化後では生き物の種類は変化場合がある』

魔物の進化というのは、簡単に言えば魔力量が一定以上増えたときにおこる肉体の変化

精霊が、ゴーレムになるのがいい例だろう

『だが、これには少し懸念点が存在する。まず、獣系の魔物はもれなく獣人になるだろう。ゴブリンやオーガはデュラハンにはなるが、そこらへんは全て生き物になっている。スライムは確かに残ってはいるが、あいつらの肉体は混沌で出ている為、無害化することすら難しい』

『でも、華寒は混沌を操れるんじゃ…』

『……出来るけど面倒くさいから、パス。それよりもっと簡単に生き物に帰れる魔物がいる。進化により肉体ががらりと変わる魔物。それはゴーレムだ。つまり!妖精が一番楽で可能性がある!』


どうもどうも

久しぶりの三千文字ですね

と言おうと思っていたのですが、ルビまで含めてみているので、行っているかどうか怪しいですね

と思い、見てみたところ、しっかり三千文字超えていました

勿論鍵括弧含めてですが…

まぁ、今までもそうでしたもんね

という訳で、想、又は華寒の生き物クッキング、まだ続きます

番組はそのまま、お楽しみください!

ちなみにタイトルは、二秒で決めました

それでは、ここまで読んでいただきありがとうございました

今後も、‘‘できれば‘‘お付き合いください!

お相手は八月二十二日の私、葉都でした

ということで、ではでは~

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