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生き物達ノ中央世界  作者: 葉都
炎龍国編
94/104

90:毒舌天使と振り回され悪魔

翌日!

今日はギアナ様とアシャと話す

ちなみに、アシャとは軍のお陰で前からの知り合いである

最近こそ、忙しそうであんまり来ていなかったが、前はよく来ていた

時折ギアナ様もつれてきて観光したり、うちと戦ったり、時には遊んだりと様々なことを楽しんでいた

『久しぶりだね。モスア』

『そうだね~。最近はどうだった?いざこざとか解決したの?』

『解決してなきゃ、ここに来てない』

『確かにそっか。それで、なんで華寒と一緒に?』

『あ~~~』

『アシャは長い事を話すなんて行為、不可能ですから。私(わたくし)からご説明させていただきましょう』

…ギアナ様ってアシャに対しての当たり冷たいよね

なんというか多少……

いや、だいぶ毒がある

そんなことを考えていると、ギアナ様が話し始めた

国の仲が悪くなったため、家出してマキのダンジョン、ニームの下層に逃げ込んだ事

そこでしばらく暮らしていると、天井を突き破って華寒と仲間の一名が落ちてきたこと

その後なんやかんやあり彩を手に入れて、華寒に国の問題を手伝ってもらう的な事を約束して、ギアナ様とアシャは国に戻った

その数週間後に華寒が来て、いろいろあり解決

結果、ギアナ様とアシャ、そしてレファさんは華寒の旅に付いて行くことにした……

『……確かに長いね。これが何日間の話?』

『そうですね……落ちて来たのが3月20日とかだったはずですから…今日まで含めて49日間の話ですね』

いや、濃!

率直にそう思う

たったの七週間で、七か国の旅

単純に考えて、一週間一か国の計算

まぁ、この国も含めて七か国だから、そこまですぐ他の国に行っているわけでは無い

それはそうとしても速いのは事実である

『それに、想の強化って毎度毎度起きているんだよ』

『…?というと?』

『まず、彩でしょ?次に主。その次は加護、それに能力も拡張されたみたいだし、何よりトリガーを開発。そして増産。それに、大体の国で仲間が増える…』

そっか、まず華寒が別の能力が新たに現れた

いや、元に戻ったっていう表現が最適かぁ

つまり、初めっから華寒はずっと強化され続けて来たという訳だ

っていうか主ってなに?

『あの……主って、何の事?』

『行ってないのですか!』

『うん。聞いてないけど…』

『えっと、言ってもいいのかなアシャ?』

『いいでしょ。どうせ知ることになるし』

そう言うと、何の変哲もないように話してくる

『想はね、均衡の主になったんだよ』

『…均衡?』

えっと、まず昔から強くなるのは知っていた

ただ、その力は膨大で、彼女は受け止めきれなかった

だからこそ、うちらは両親に頼みこみ、彼女の力を抑え込めるアクセサリーを作ってもらい、それをプレゼントした

それが、彼女が今付けているイヤリングと指輪だ

片方はエメラルド、片方はアメジストににた宝石だろ言う事

そして、彼女以外が持つことは危険だということは知っていた

つまり、彼女の力が均衡だったって事か?

『それじゃあ伝わらないよ。えっと、秩序と混沌の事です』

『秩序と混沌!!!』

そりゃあ危険だよ!

逆に、よく用意してくださった

そんな物を作れるのは多分創造の主だけ

まさか、そんな物だったなんて…

ん?

『じゃあ、華寒って主会議に出るの?』

『出ると思うよ。確か、それでどうせバレるからって言って大人しく出て来たはず』

『そんな理由で…』

まぁでも、あの子らしいっちゃあの子らしいか

自分がやりたくない事に対しては腰が重いにも関わらず、覚悟を決めるとやりたくないとか言っていたくせに簡単に終わらせてくる

ついでに言えば、やりたいことは直ぐに取り掛かるし、偶にやりたい事でもやらない事がある

華寒という子は気まぐれなのだ

可愛いねぇ…

『モスア。すっごいニマニマしてるけど……』

『ごめん!華寒の事考えてた』

『まぁ、そうでしょうね。あの、気のせいだったら申し訳ないのですが、モスアさんって結構想に甘いですよね』

『それはそう』

『それ彩にも言われちゃったよ』

そんなに甘くしている自覚は無かったんだけどなぁ…

うちがそう考えていると、突然ギアナ様が話しかけてくる

『ところでなんですが、呼び名について…』

『呼び名?』

『そうです。同じ旅の仲間なのですから、様を付けられるのは少し……』

『あ~~。じゃあ、なんて呼んだらいい?』

『呼び捨てで構いません。そちらの方が距離感も近づいたと感じますから』

『それじゃあ、ギアナ?』

『はい!』

『改めて、よろしくね?』

『勿論、今後ともよろしくお願いいたしますね?』

『任せてよ。それに、うちの事も呼び捨てでいいからね?』

『…!それではお言葉に甘えます、モスア。』

『ちょっと、何イチャイチャしてるの?』

アシャが急に割り込んできた

『おや、嫉妬?』

『確かにギアナとアシャは仲いいけど、そこまでだったの?』

『いえいえ。私(わたくし)ではなく、モスア。貴女が私(わたくし)に取られてしまったから嫉妬しているのでしょう?』

『いやいやいや。うちよりギアナの方が仲いいんだから。ギアナの方じゃ…』

『両方違う!!!』

アシャが珍しく大きな声で否定する

『え~~。呼び方でも変える?アシャだから…シャーちゃん?』

『いいですね!それでは…』

『良くないから!別に呼び方はそのままでいいよ』

『それじゃあ、何言いたかったのさ』

『別に特別なことを言いたいわけじゃない。ただ、仲がいいってだけだよ』

『それだけだったんだぁ』

ギアナは揶揄う様に話す

やはり、ギアナはアシャ相手になった瞬間態度が一変する

まぁ、こういうのも’’いい’’よね!

その昔は華寒とベティの絡みを眺めていたらうちも巻き込まれるっていうのが一連の流れ、テンプレだった

最近は見れてなかったけど、また別の絡みを見つけたから良しとする

さらに言えば、少し先になると思うけど主会議でベティとも再会するだろうから、また見れる

今から、とても楽しみだ…

どうもどうも

早いことで私がこの話を作ってから何か月ですか?

言っておいてなんですが、特に数えたわけでもないのでわかりません

という訳で考えてみると、明日で五か月ですね

まぁ、これを読んできる事にはそろそろ半年だと思いますが……

それでは、ここまで読んでいただきありがとうございました

今後も、‘‘できれば‘‘お付き合いください!

お相手は八月十八日の私、葉都でした

ということで、ではでは~

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