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生き物達ノ中央世界  作者: 葉都
炎龍国編
89/104

85:火山

『という訳で、作戦会議を始めます』

私がそう言って会議を始める

『えっと、どういう会議なの?ていうかどういう状態なの?』

アンの言う事はごもっともである

現在、我々は私の空間にある家の真ん中に用意した会議室を使っている

この会議に参加しているのは、アン、レファ、ギアナ、アシャ、モスア、彩だ

そして、今回の会議の議題は…

『それはうちから説明する』

私が話そうとした瞬間、モスアが立ち上がり話し始めた

『元々、うちが旅に参加したいっていうのが初めだった…』



事の始まりは、モスアがついて行きたいと言った後

私は彼女の姉である、セラシウ・トアガサンと話していた

『という訳で…』

『あの子ったら、ごめんね?華寒ちゃん』

『いえいえ。彼女としても心配なんでしょう。急に消えたことぐらいは自覚していますから』

『う~~ん』

もしかして、何か違ったか?

『……まぁ、それもあるのでしょう』

『それで…』

『どうするかの相談でしょう?』

『はぃ。流石に一国の姫を、急に連れて行くというのも…』

『私(わたくし)的には問題ないのよ?ただ、民の全員が全員認めるかというと…』

『ですよね~』

逆に、今までガン無視する奴らが多すぎたんだよ

さらに言えば認めてくれる者も多すぎるんだよ

何でそんなに優しいんだよ…

『ところで、これは悩みを相談するだけなんだけど…』

私が考えていると、彼女が話し始めた

『最近、あの火山噴火が多いんだよなぁ~』

…ん?

『火山内って、聖域なのと、暑すぎてまともな探索できないんだけど、だれか志願してくれないかな~』

『……もしかしてやれって言ってる?』

『いやいやいや。言ってはいないけれど…やってくれたら民からも尊敬してもらえるだろうな~今だったら許可できるんだけどな~』

『………分かった。志願s』

『良かった!それじゃあ今からいつでも言って行っていいから!』

そう言うと、彼女は走り去っていった



『という訳で…』

モスアはそう説明した

どうやら、セラシウから聞いたようだ

『ということは、私(わたくし)達と共に?』

『いや、火山に突っ込むのは私だけの予定で、君達はワンちゃん飛ぶかもしれない火山弾を破壊してほしい』

『という訳で、みんな頑張ってねぇ~』

『ああ。彩もだよ?』

『え?』

『彩も火山弾破壊しておいて』

『なんで!』

『だって、今回裁断使わなさそうだし…ていうか裁断後から私が持ってるし…』

『……分かったよぉ』

よし、彼女を言いくるめた

『という訳で異議なしだね!じゃ!作戦は翌朝だから、それまでにみんなで火山弾を砕く作戦立てておいて!』

私は、反対意見を出される前に会議室から逃げる

さてと、私も私で何かやらないと…

火山の機能を停止させずに火山内にいる奴を何とかしなければならない

ていうか、何が起きているかすら知らされていない

まぁ、均衡さえあれば死ぬことは無いし、最悪ダメージも無効化できるから、見えないという事だけを覗けばマグマに突っ込むのも問題は無い

本当に見えないという最悪な欠点を除けばだが…

ていうか原因を特定して、それを解決しなければならない

魔物とかだったら木っ端みじんにしてちゃんちゃん

って感じで楽々追われるのだが…

それが自然相手になればよく分からない

という訳で、相手が魔物であることを祈っておこう

じゃなければ、面倒くさいからね!



時刻は朝六時

という訳で早速調査開始だ

ぜひとも一日以内に終わってくれと心から祈っておこう

そんな考えを早々にやめ、私は火口の真上まで行く

流石にここまでくると、氷属性だけでは何とかならない程熱気がやってくる

まぁいうても、少し暑くなったぐらいだから、まだ問題はないのである

ただ、熱気だけで貫通してくるということは、マグマの中に入ればとっても熱い

別にやけどする事は無いけど、ただ単純に熱いだろ~な~って感じ

さて、突っ込む前にまずは問題を特定する

そう考え、私は火山の穴に鑑定を使用する

試したことは無いが、きっとできるはず

だって、私の空間全体を鑑定出来たから

その瞬間、目に情報が飛び込んでくる

どうやら、穴に問題は無さそうだった

つまり、問題は地下にある

というか、冷静に考えてみると火山の噴火回数が増えた事と火山の穴の形が変わったことって特に関係ないか…

じゃあやっぱり、問題は地下にあるマグマが溜まっている場所かぁ~

ていうことは周りに影響ないように何か問題を解決…

まぁ、火山の噴火数増加なんて魔物ぐらいしか無いだろうから…

全く見えない中、魔物を討伐しなければならない

…これは、面倒くさそうだぞ…

まぁだが、うだうだ言っていても終わらない為、私は火山の中に突っ込んだ

均衡を纏ったおかげで私を中心として半径1ⅿは空気で覆われている

さて、そうしたら、この空間内にいる魔物を探さないといけない

そんなことを考えながら私は下へと突き進んでいく

すると、突然マグマが無くなり、広い空間が現れた

中心にはいかにも戦闘しますと言わんばかりの足場があり、周りはマグマに包まれている

上下左右、どこを見ても一色しかない

足場はぱっと見石で出来ており、おそらくマグマに浮いている

そして、足場の中心に銀色に光輝く塊が存在していた

あの見た目、見覚えしかない

そう、ゴーレムだ

あの塊、ゴーレムでしか見ない見た目だ

それに、私が出会ったゴーレムの中には、発射装置を使ってくるゴーレムも居た

そう考えてみると、多数の噴火はこの空間が現れたのが原因で、火山弾はあいつが投げていると考えると、少々無理やり感はあるが納得は出来る

さてと、片づけてしまおう

そう思い、私は奴に向けて裁断の力を向ける

いつものように、私は腕を伸ばし、指を上げる

そして、指を勢いよく降ろそうとした瞬間、後ろから凄まじい衝撃を受けた

私は、マグマに突っ込む

この広場は300ⅿ程はあったが、油断しつつ浮いていたというのもあるが、一気に吹き飛ばされた

私はあの広場に入り、上空で均衡の槍を四方に展開する

だが、一切の手ごたえ無く、槍は壁にたどり着いた

なんの成果も得られなかったように感じるが、次来る方向は分かる

下は、床のせいで不可能

前後左右も秩序の槍で、魔物なら即死

つまり上だ!

私が回避した瞬間、真上からマグマで出来た竜が現れた

竜は広場の中央にある塊にぶつかり消滅していく

次はどこから来るか

私が辺りを見渡していると、下から轟音が響いてくる

何事かと私が急いで下を見ると、銀色の塊が、綺麗な球体になり浮遊し始めていた

マグマで出来た竜は、アレにぶつかって消滅したと考えたが、もしかしたら…

アレに乗り移ったというのが正しいのかもしれない

金属の塊は、やがて姿を変えていき、生き物の様に二足の足と二本のうで、頭に体などなど

人をそのまま大きくした様な形になった

…さて、どうやって戦うか

私は考えつつ、下へと下りて行った

どうもどうも

今回も三千文字言っていないですが…

私的に、物語ってこっちの方が読みやすいと考えるので、短い話が増えるかもしれません

まぁ、先が思いつかなかっただけなんですけどね…

それでは、ここまで読んでいただきありがとうございました

今後も、‘‘できれば‘‘お付き合いください!

お相手は八月八日の私、葉都でした

ということで、ではでは~

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