表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
生き物達ノ中央世界  作者: 葉都
機械人国編
17/31

17:セア・シファー

時刻は午前十一時

『着いたー!』

ルスが走って門を超えて行く

私は街並みを見るためにきょろきょろしている

建築は、機械人(マシーン)の国らしく黒を特徴として、様々な光のラインがあり、恐らくだが夜になると綺麗なネオン街になるだろう

規模感はそこまでだが、技術力は相当だ

此処は、機械人(マシーン)の国の農業、畜産の大部分を閉めている町だ

此処は住宅街+商業地区のようになっており、冒険者ギルドの支部が存在しているらしい

私達は今そこに向かっているらしい

種族は機械人(マシーン)が多いらしいが、正直人間と変わらない見た目だ

ただ、目が光っていたり、皮膚が堅かったり、体に熱を持ちやすい為排熱部位が存在していたり、身体の改造がしやすい所が機械人(マシーン)と人間の違いだ

まあ、人間から派生した種族だから、似ていると言ってもそりゃあそうなのだ

にしても、すれ違う者の中には、そこそこの重装備を着た者が多い

他の国とは違って、鎧ではなく全体的に角ばっており、体全体を覆っているわけでは無い

全身体のラインにあったパワードスーツらしき者を身に着け、その上から革製の上着を着ており、同じく革製のショートパンツを身に着けている

背中にメインと思われる機体があり、背中と腰に二か所ずつ何かが付いている

その形状から恐らく、飛行目的もしくは加速用だと思われる

足に機械が装着されており、ブーツのような見た目をしている

手袋をしており、手首には謎の機械が装着されている

まあまあゴツゴツしており重そうだが、身に着けている者は平気な顔をしている

訓練の賜物か、見栄えより軽量なのか

身に着けてみないと分からないが、とても美しい見た目だ

自分で言うのもアレだが、機械には目が無く普通にめっちゃ見ていたい

使いたいとか、作りたいでは無く、基本的に見ていたいのだが、旅をしてみてやはり作ってみたい

自分の為だけに完璧な性能の装備がほしい

そんな決意を勝手にしているとセアが話しかけてきた

『想ちゃん、目を輝かせて楽しそうね』

『え、そんなにわかりやすかった?』

『ええ、それはもう一目で分かる程度に』

『嘘、そんなにか』

『そんなに兵士の装備が気になったの?』

『まあ、そこそこに』

『いや、その顔絶対にそこそこじゃねえだろ!』

オクトが口を挟んでくる

『なんだい?かっこよくて、便利そうな物があったら惹かれるに決まってるでしょ』

『そうだな。俺もあれはかっこいいと思うぜ。機械人(マシーン)の子供の頃一度は憧れる存在だからな!』

なんか、変なフォローされた

『ほら、想。此処だ』

ルドに話しかけられ、彼の指差す先を見るとそこには大規模な建物が存在していた

至る所から、白の光のラインが存在しており、明るい雰囲気を醸し出しているが、黒の石をメインに、様々なところで金属の装飾が施されており、重厚感がある

扉の上には黒金でできた剣と、白金でできた剣が交わり、斜めの十字の用になっている

いかにもギルドだ

扉は無く、オープンになっており室内も見えるが、室内は重厚感とは一変し、鬼の国のような複雑でありながら美しい木造となっている

木製だと火事が危惧されるが、鑑定してみると、この建物全体に属性無効の魔法陣が存在しているようだ

私達はそのまま、建物内に入っていく

ギルド内はカウンターが複数あり、そこに受付嬢と呼ばれる受付を担当する者が居る

女性な理由は諸説あるが、かつては女性の数少ない職業の一つと呼ばれていたが、ここ数百年で変わり、今では単純に華があるからと言われている

憧れる者も多く、今でも人気な職業らしい

私達が入るとギルド内が更ににぎやかになった

オクトが受付嬢に話しかけると、受付嬢が裏に入って行った

そしてすぐに奥から大柄な男性が出て来た

古傷のような跡が拳に複数あり、筋肉量も凄まじい

髭は無く若々しいが、その雰囲気は老人のような貫禄がある

オクトとルド、ルスが彼が仲良さそうに話すと彼がこちらに目を向ける

『あんたがこいつらの言う新人かい?』

『あ、ああ。そうだ』

すると彼が近づいてきて手を差し伸ばす

私はその手を取り、握手を交わすと彼は自己紹介を始める

『俺の名前はフォティス。ここのギルドマスターだ。気軽に頼ってくれ』

『よろしく。私は』

『不要だ、聞いている。早速だが、登録する為に名前、種族、ジョブ、能力を書いてくれるか?』

『悪い、ギルマス』

ルドが声を上げ手招きをして、ギルドマスターを呼び耳打ちをする

するとギルドマスターが声を出す

『なるほど…分かった。名前は想だな?』

『ああ』

何の確認だ?

『ジョブは……』

『聞いて驚け、ギルマス!オールラウンダーだ』

『ほう?ほんとに出来るのか?』

ギルドマスターは疑うようにオクトの方を見る

すると、セアとルドが口を開いた

『ちゃんと出来るわ、ギルマス』

『そうだな、俺も同意だ』

『あんたらが言うなら、信じられるな。よし、大丈夫だ』

そうしてギルドマスターが右腕を軽く上げ、掌の上に魔力を込め始める

やがて光に包まれ、そこにはカードが完成していた

『ほら、これがあんたの登録証だ。これがある限り、簡単に身分の証明が出来るぞ。情報はギルドの方に登録されているから、再発行も簡単だ』

『ありがとう。ギルドマスター』

ギルドマスターは満面の笑みで渡してきた

この時点で彼が優しい性格なのが感じられた

そうして、ギルドマスターがルドに話しかけようとしたときギルドマスターに声が掛かる

『ギルドマスター!すみませんが…』

『…そうか、分かった。すまない、また後で話そう』

そうするとギルドマスターは奥に消えて行った

『ギルドマスター、忙しそう』

『そうだな。まあ、いつものことだろ?』

そう言うと、みんなは笑い合う

やがて、ルドが話し始める

『さ、今日は少し早いが、宿に行くぞ』

そう言って歩き始めると、みんなも付いて行く

『そうだ、二名とも想ちゃんと寝たでしょう?だから今日は私ね』

セアが明るく言うと二名が少し考えた上で納得していた




時刻は約二時

お昼を食べ終わった後、私はセアの買い物に付いて来ていた

何やら、旅の前に依頼しておいた物を取りに行くらしい

『ごめんね~付き合ってもらっちゃって』

『いやいや、暇だったし問題ないよ』

実際、この国の技術が見れるのであれば喜んでなんでもやるだろう

そんなことを話している間にどうやら付いたようだ

そこには、ギルドの半分程の大きさであり、場所も少し中心部からは離れていた

見た目は綺麗であり、ネオンな街並みに合っている

横にはガレージらしき物が存在している

セアは重そうな扉に手を掛けて軽そうに開ける

『来たよオヴァさん』

扉を開けたそこには金床の奥に座って熱で真っ赤に染まった剣の形をした物にハンマーを振り下ろしている者が居た

『おう、無事に帰ってきたか。出来てるぞ』

『ありがとう』

『しっかし、武器屋に何を頼んでんだ。うちはなんでも製作屋じゃないんだぞ』

『でも、断らないでしょう?』

『そうだな。俺が作れるものは断らん。それに、未来ある者達の役に立ちたいしな』

『ふふ』

なんか仲いいな

『そうだ、セアの嬢ちゃん。一緒に来た連れは誰だい?』

『ああ、紹介するわね。想ちゃん』

どうやら、挨拶をしなくてはならないようだ

『私の名前は想。新しいメンバーだ』

『おお!ついに六名目か。俺はオヴァ・レオだ。ここ、グディスのオーナー?オーナーなのか?まあいい、オーナーだ。よろしくな』

『うん、よろしく』

『なるほどな、ロアタイプか』

『いや、そんなことないわよ。この子はっちゃけてたもの』

『そんなの、いつもの事じゃないか?』

『そうねぇ、オクトとルスが呆気にとられる程にはよ』

『あいつらが!?一体どんなことしたんだよ…』

『そうねぇ』

『待ってくれ、本題に戻らないか?』

『そうね、忘れてたわ。それで、頼んだものはどこに?』


『こっちだ。来てくれ』

そうして、オヴァさんは横にあった扉に向かい開け進んで行く

外見から察するにそっちはガレージだ

そこまで大きい物なのかと疑問に思いつつセアの後ろについて行く

そして、ガレージ内に入るとそこには宙に浮いている乗り物があった

座席が複数あり、運転席が正面に一か所ある

外見は戦闘機のような外見でありながら、飛行の為の物は無く、地上用の乗り物という事は分かる

想像よりも大きい物では無く、荷物が入る空間と人が十名程乗れる椅子がある

大きいには大きいけども、馬車数台よりかはマシだ

『うん、注文通りね』

『ああ、改良してほしいところが有ったら言ってくれ。改良は出来る』

『ありがとう』

『そうだ、運転手とか、止める場所とかどうするんだ?』

『それは、ルドに相談済みよ。これ用のミステリーボックスがあるから大丈夫よ。運転はとりあえずルドね』

『じゃあ、ルドも来るのか?』

『あっ…』

『はぁ忘れてたんだな』

私は話を聞きながら、運転席を見てみる

操縦桿にレバーがついている

え、これだけで出来るの?

『想ちゃん?何か気になる?』

『あー、操縦方法教えてくれないか?』

『出来るが、運転できるのか?』

『多分出来ると思う』

『そうか』

そうして彼が乗って指を差しながら教えてくれる

『その席に座ったら起動される、右ひじ掛けについているレバーはアクセル、左のひじ掛けについているレバーはブレーキだ』

『分かった。出来る』

『そう?じゃあお願いしようかしら。速度は出しすぎないようにね』

『分かってるよ』

すると彼女は乗り込み窓を開ける

その窓開くんだ

彼女は身を乗り出しオヴァさんに挨拶する

『ありがとう!』

『おう、気負付けてな』

そんな声が聞こえて来た

目の前はガレージのゲートが完全に開ききった

『出発するよ』

『分かったわ』

私は、念のためゆっくり走り始める

そのまま安全に、無事宿にたどり着き、ルド達を待つため宿の中に入った


どうもどうも

書き溜めってどれぐらい残しておきたいですか?

私は十話分ぐらいは欲しいなって今は、思ってます!

お話いいなって思ったら、できれば評価していただけると幸いです!

本当に、宝くじ一等当たったレベルの気分がいい日とかでいいんで

じゃ、これからも時間は変則気味になりますが、お付き合いください!

ではでは~


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ