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生き物達ノ中央世界  作者: 葉都
機械人国編
13/32

13:再開

私達は今、80層に来た

だが、どうやら別の者達がボスと戦っているらしい

ボスは後ろから通り過ぎる分には敵対しないが、正面からくると敵対する

帰るときは大抵ワープで地上まで帰れる

ワープの為の魔法陣は休憩フロアに存在していて大抵の者はワープする

だが、帰る道中も素材収集をしたいという者向けに改造されて、今のボスが存在している

今回は降りてきている事が判明しているから、すれ違いにならないように登っていく

まあ、71~79までのフロアが一番めんどくさいから、此処で待つのもいいかもしれない

だが、仲間の気配というのはなんとなく分かる

私は正式加入していないからわからないけど、ルスはわかる……はず

私は壁に寄りかかり前の者達を待とうとする、とルスはボス部屋への扉に手を掛け、勢いよくこちら側に引っ張る

へ?

私の思考が追いつく前に扉は開かれた

そこに広がっていた光景は、知っている顔の者達がベヒーモスに挑んでいた

種類はノーマル

だが、ベヒーモスは相当強く、難易度4の門番のレベル

わかりやすく言うと、今回の門番はキラーベアだった

普段だとアイアンベアだったはずなんだけども…

まあ、そんなことは今どうでもいい

パーティというのは一名が欠けると難易度がとても変わる

私は、隣に居る扉を開けた者に顔を合わせ互いに頷き、共に走り出す

幸いにも、ベヒーモスはこちらに気づいていない

パーティのみんなもだが、そんな余裕が無いと考えよう

みんなとの合流を果たし、ルドの支持を待つために彼女は回り込む

私はベヒーモスのどこかに一撃を与えて、敵視を取り、パーティみんなを少しでも休ませようと思った

私はベヒーモスに向かって飛び跳ねて思いっきり縦に切りつける

その程度で終わらせるつもりだったのだが、現実は違った

私はどうやらこのバトルアックスの力を見誤っていたようだ

ベヒーモスは頭から尻尾まで綺麗に真っ二つに切れ、左右に倒れこむ

私はあっけにとられ、着地を忘れかけたが、何とかみんなの後ろ側へ綺麗に着地できた

合流するために迂回をしていたルスはベヒーモスが倒れたことを理解した瞬間にこちら側に全力で走ってくる

目的は私ではなく、私の後ろに居るみんなに向かってだ

みんなの方向を見ると理由はよくわからないが固まっている

私はみんなの前に行き、固まっているみんなを見てルスと顔を見合わせ、首をかしげる

ようやく声を発したのはルドだった

『っ!ルス…想…!』

それを皮切りにみんなが声を発した

『ルスちゃん!想ちゃん!良かった』

『ルス、想、生きてた。ふぅ……良かった』

『ルス!想!』

感動するのは分かるし、安心感もあるのだろうが、思いっきり抱き着くのだけはやめてほしい

まあ、こういう時は許そう

そっちのほうが楽しく生きられそうだし

私達は一旦休憩フロアに移動し落ち着くのを待つ



私達は落ちてからの事を話した

落ちても無事だった事、100層まで行った事、そこでバトルアックスを手に入れたこと、そして、新たな友達が出来たこと、その友達に100層まで手伝ってもらったこと、などなど

友達の事は詳しく話さず、ぼやかして

理由はロアだ

もしかしたら、私の想定と違うかもしれない

他者の心に秘めているこのなんてわからない

そして、向こうであった話も教えてくれた

落ちた後、ルドが落ち着かせ、此処まで急いだ来た

本来はここまで来る予定では無かったため、相当疲れたと思う

とりあえず宿屋に戻り、今日はそこから自由に過ごすということに決まった

そうして地上への魔法陣に行く前に渡しておくものがあった

私はちゃんとしているルドにキングボアの素材を渡しておいた

ルドは驚いていたが、ベヒーモスへの一撃で納得した模様

そうして、みんなが魔法陣の上に立ちダンジョンから脱出する

私は久しぶりに日光を浴びて伸びをする

実際、ダンジョン内は明るく、天気や空の様子も全く同じ動きなはずなので別に違和感はなかったのだが、日光ではなかったので、体が生き返るような感覚がした

私達は一旦宿屋に戻り、部屋にある荷物を交換してから自由時間ということで

私の荷物は移動させずに、ルスとロアの荷物を入れ替えていた

私はベットでゴロゴロしつつ能力の整理、設計図製作、改良を行う

どうやら、あのエネルギーの塊は裁断のエネルギーが多すぎた為出来た物体らしい

そのエネルギーはどうやら持ち主も使用できるようになるらしい

エネルギーは無限らしいので遠慮なく使わせてもらおう

よって私の今の戦力が大幅に強化される

エネルギーが問題の兵器は多い

それが解決されるとなると、だいぶ強化されるから、とっても嬉しい

私がこれから私の保有する力を整理しようとした時

『あ、そうそう』

裁断が話しかけてきた

今、部屋は一人である

ロアは、メンバーと出かけている

仲がいいのはいいことだ

『私って能力あるんだよね』

『へ?武器が能力を?』

『そうだね。理由は知らないけど、伝説の九本は全部持ってるはず。そしてその能力は武器の所有者も使えるはずだよ』

『ほう。で、どういう能力なの?』

『裁断』

『え、そのまんまだね』

『そうだね。効果もそのまま、ありとあらゆるものを裁断できる。違うところは物質にその力を与えることが出来る事ぐらいだね』

『へ~。強』

『そういう君もなかなかな気がするけどね。それじゃあ、帰るね』

『あ、待って』

『ん?何?』

『名前つけさせて。毎回裁断はめんどくさい』

『そう?変な名前じゃなければいいよ?』

『そうだね………(あや)で。漢字で彩』

『その名前の付け方、鬼とか吸血鬼(ヴァンパイア)の方だね』

『そうなの?なんとなく名づけの常識として漢字を勝手に選んでるね』

『へ~』

『彩は私の種族、わかる?』

『さあ?でも、魔力の抜け道が背中に二か所、頭、腰にもあるね。それに全身がそこまで魔力抜けなさそうなガードが張られてる』

『つまり?』

『わからないけど、とりあえず魔力やエネルギー全力で使えばそこから漏れるから龍種には見えると思うけど』

『へ~』

『興味なさそうだね』

『そうだね。実際無い』

『それまたどうして?』

『……なんとなく?』

『なんか、意外とフワフワしてるね』

『そう?』

『うん。それじゃあ、この辺で』

『ああ。ありがとうね』

そうすると会話が途切れた

私は整理する

能力はある意味二個、構築、裁断

特殊なエネルギーを所持している

武器は裁断のバトルアックス

武器には核があり、彼女はそこに宿っている為、武器は変えれるが、その核に会う力を持っていないと周りの武器が壊れてしまう

今のところ変えれないし、変えるつもりもない

後は、遠い記憶にあるスナイパーライフル

これはよくわかっていない

後、自分を鑑定した時、謎の封印が掛かっていた

これに関しては記憶がないので何とも言えないが、相当な力なのは確かであろう

今まとめられるのはこれぐらい

一名の力としては異常なほどの力ではある

後は、服でもデザインするかな

まあ、それは後々

しばらく考えて居ると扉が空いた音が聞こえてそちらを見るとロアがいた

『お疲れ様』

『うん、そっちこそ。ねえ、想』

『どうしたの?』

『そろそろ晩御飯だから集まるらしい』

『わかった準備しておく』

私はそう言い窓を見るとすっかり暗くなっていた



私は一息つき、自分のベットに座り込む

向かい側にはロアが満面の笑みで座っている

その顔からとても満足していることが伺える

私もその様子から自然と笑みが溢れてきてしまう

私は改めてロアを見ると立ち上がり、こちらに近づいてきた

そうして私の首元に左手を伸ばす

彼女は首元から服に手を入れて背中の方をまさぐる

だが、直ぐに腕を引っ込めた

その手には真っ白い羽があった

『これ、天使の?』

『多分?』

『どうして?私のじゃないよね』

なんで詰められてるんだ?

『多分だけど落ちてから出会った友達に天使がいたからかな?』

彼女は天使の羽をしばらく眺めた後、その羽を嗅ぐ

……え!嗅いだ!

すると、彼女はその羽を抱きしめた

『ど、どうしたの?』

『詳しく話すと長くなる。いい話でもない。それでも聞く?』

『…うん』

私はそう答える

すると彼女は話し始めた

『私、元々天王の国のお姫様の侍女だった。大変だったけどお姫様は優しくて、その友達も優しくしてくれた。プレゼントもしてくれてこの名前もお姫様から。でも、別のメイドからの圧力が凄かった。徐々に仲間外れにされて、わざとご飯を減らされたり、無くされたり。服も破かれた。でも、お姫様には迷惑をかけたくなくて、何も話さずに逃げて来た。この羽は、そのお姫様を思い出す……』

彼女は懐かしむように話す

私は気になったことを聞くために口を開く

『一つだけ聞いてもいい?』

『いいよ』

『そのお姫様のことは、好き?』

『うん。嫌いになったことは無いよ。嫌いだったら名前も変えてる』

『そっか。ありがとう、話してくれて』

『別に、もう昔の話だし、過去のことは気にしてないから』

『わかった』

『そうだ。想ってルスと落ちたとき一緒に寝た?』

『あっ…そう、だね』

『私も一緒に寝る』

彼女は笑みを浮かべてそう話す

とてもとても切り替えが早いと感じつつ、その切り替えの早さに助けられた

この少し暗くなってしまった雰囲気か晴れた

私は断ることが出来るわけもなく一緒のベットで寝た



結局何もできなかった

あたしは今ベットの中で後悔している

それは昨日の事

結果はあれは試練だったから、死にそうになったら壁は消えてたと思うし、魔物だって消えていたはず

それに、実際想ちゃんは無傷で倒し切った

でも、それは結果に過ぎない

目の前で何もできない無力感があたしは嫌い

みんなと楽しみながら冒険をするのは楽しい

だけど、もしみんなが目の前で危険な目にあっていても、あたしが何もできないのは嫌だ

あたしの能力は操作が少し難しい

でもオクト程ではない

あたしは能力を鍛えたい!

だけど、それが一名で出来る物ではないのはわかっている

明日、ルドに相談しよう


どうもどうも

この作品、多少書き溜めしてたのですが、十数話だけなんですよね

やはり、某動画配信サイトは恐ろしい

聞こうとして再生すると、気づいたら見入って作業が進んでないなんてあるあるですかね?

…頑張ります

ではでは~

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