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語る脳子と、綴るは我子  作者: 木ノ倉ラ
四節 熱部霊魂
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4‐9 呪糸密度/ラフィー

基本的に戦士は皆、闘気(霊力)と魔気(魔力)を混合させた魂力を用いて戦う。

主に剣士、魔司士、闘術士がいる。


剣士は剣士と剣術士に分類される。

魔司士は魔法士と魔術士、魔導士に分類される。

闘術士は闘術士と治癒士のみであるが、その流派、使用目的は千差万別である。


また、魔司士の中には魔具士や魔技士、治療士、干渉士も存在する。

なお、術式士は魔司士の一種として解釈される。


剣士と剣術士の違いは、五大流派への弟子入りである。


剣士が主に剣を獲物とするのは、闘気を流し込むのに適度な長さだからであり、

中には槍や斧、弓を扱う者もいる。


なお、これらの区別は絶対ではなく、魂力を使用する以上、

魔法剣を用いる剣士も闘気法を扱う魔司士も存在する。


ちなみに魔法士と魔術士の違いは

術式陣の単独演算能力、形態化の有無であり、

魔導士は無記号演算が可能な超魔力保持者を指す。


そもそも、戦士が扱う力、魂力とは何か。

これは世界中に存在する源素と呼ばれる力体の変様したものである。

人の体内で源素は魔素と霊素に変換される。

魔素は脳に宿り、霊素は心臓に宿ると言われる。

それが交わるところが血液である。

人の血液は全て魂力を持つ、魂水である。

この魂水の均衡が破れ、魔素が強くなると、魔獣に。

霊素が強くなると、妖獣となる。

人では霊素が体内に過多にある為に、この均衡が非常に崩れやすい。

しかし、崩れないのは理性の働きである。

常に演算を行い、人間は霊素を調節し、あるいは心臓に封じている。

稀に存在する魔力過多の人間は短命の者が多いが、

長命の者は逆に魔素を脳に封じている。

肉体は時間をかけて慣らす事でより激しい魂の乱れに耐えられるようになる。


剣士や闘術士は魂力の中でも特に霊素を用いる。

血中の魂力の均衡を保ちながら、体外、あるいは体内に霊素を力化する。

この力を闘気、あるいは闘気力と呼ぶ。

力化する働きを覚と呼ぶ。


魔司士は魔素を用いる。

魔を力化する働きは識と呼ばれる。

この識はすなわち、演算能力のことであり、

世界の理に直接干渉することを言う。

ただし、魔法士が用いる、言式法化魔術は言葉によって自動演算する魔術であり、

その法則は遥か昔に一人の魔導士によって世界に刻まれたと言われる。

術式法化魔術とは幾何学模様の組み合わせにより、

無限に等しい効果を意図的に作り出す法化魔術のことを言う。

ただし、難易度は言式法化魔術に比べ高く、高度な処理能力を要する。

なので、通常は物体に刻み込まれる形で発動される。

この法則もまた、古い時代に世界に残されたものである。


魔素は力化する際に四つの力の何れかで引きづることが出来る。

乾、湿、冷、熱である。

勿論、調節しなければ引きづられないままで無属性として発動する。

これは生物それぞれに特有の引きづり方があり、一概に語ることは出来ない。

ただし、魔法士であれば基本的に一般属性魔法は全て使用可能である。


なお、魔法属性には二十四の種類があり、これらは古の二十四天獣に由来する。

この二十四天獣はそれぞれ、四つの力に対応している。

特殊属性魔法に分類される四天獣の従属天獣であると考えられている。


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