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クラス1の美少女に嘘告白された帰り道、ナンパされていた絶世の美少女を助けたら、まさかのその日に義妹になった  作者: 白金豪


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38/53

第38話 約束です

「お兄ちゃん、もう2度とあの女と関わらないようにしてください! 」


 星奈は俺の手を引きながら強い口調になる。

 振り返って俺と目が合う。


 星奈からは不思議と必死さが伝わる。


「…分かった」


 星奈の剣幕に圧倒されて首を縦に振る。


 俺自身も三上さんと関わるつもりはなかった。


 星奈の言う通り今後は関わらないスタンスでいくつもりだ。


 話し掛けられたら流す程度の対応。


 しつこくきたら無視することも考えている。


「約束ですよ」


 星奈は安心したように視線を前に戻す。


 俺の手を引きながら廊下を進む。


「ああ。約束だ。絶対に守るよ」


 俺は応えるようにギュッと星奈の手を握る。


「っ!? 」


 星奈はピクッと肩を反応させる。


「……」


 しばらく黙った後、握り返してくる星奈。

 

「当然です。これだけは覚えててください。お兄ちゃんは……私だけのものですから」


「……」


 最後の方は小さくて聞き取れなかった。

 ただ聞き返す勇気は俺になかった。


 だって目の前を歩く星奈は顔だけでなく耳まで赤かったから。


 そんな星奈に聞き返すほど俺は鈍感ではなかった。


「…」


「…」


 俺と星奈の間で沈黙が流れる。


 そのまま目を合わせづらい空気が流れたまま、どこに向かっているか分からず、廊下を進み続けた。


「…お兄ちゃんのバカ」


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