第二種目《玉入れ》
冥「続いての種目は玉入れです!」
エリ「この玉入れは、各惑星が自分の衛星を投げ入れてポイントを稼ぐのが特徴です。ざっくり言うと、大きな衛星ほど高得点になるので衛星をたくさん持っているから有利とは限らないのがポイント!」
冥「と、その前に運営委員長の太陽より何やら連絡が入っています。えーと、え?私たちも参加していいって?水星と金星が衛星を持たないので代わりに?やった!出番だよ、エリちゃん!━━というか、水星が見当たりませんが……」
エリ「水星さんは、と。はあ、さっきハレーさんに抜かれたのがショックで凹んでる?競技で勝って勝負で負けた?あらら」
冥「でもそうしたら実況は?」
ハレー「それは自分がやります。その為に呼ばれたようなので」
冥「わあ、ありがとうございます!さあ行くよエリちゃん!惑星連中をぎったんぎったんにぶちのめそう!」
エリ「うわぁ、この娘ってば準惑星に降ろされたの未だに根に持ってるよ」
ハレー「ではここからは実況を私、ハレー彗星に代えてお送りいたします。さあ、競技開始です!」
ハレー「おっと、土星と木星がその数を頼りに衛星を投げまくっています!ただしその巨体が災いして動きは鈍い!一方あちらは━━何をやっているんでしょうか?」
冥「ちょっとカロン!あなた少しはダイエットしなさいよ!」
カロン「そんな事言われてもな~~。ま、ガンバってね~~」
ハレー「おーっと、さすがに二重天体では?ともささやかれる冥王星とカロン!自分の半分近い直径の衛星を投げるのは厳しいか?これではポイント獲得は難しい!」
地球「左○はそえるだけ……」
ハレー「対して黙々とポイントを稼ぐのは地球!たったひとつの月を着実に入れていく!━━おっと、ここでタイムアップ!勝敗はいかに?」
エリ「ただいま~~」
冥「うう、全然ダメだった……」
エリ「欲張ってカロン君で一気にポイント稼ごうとし過ぎたね」
ハレー「お疲れさま。あ、集計が出ました!一位は…………やはり地球です!おめでとうございま~~す。ぱちぱちぱち」
地「フッ……地球には様々な優れたバイブルが有りますから」
ハレー「それじゃ私は元の軌道に戻ります。今度こそ2061年に会いましょう!」
エリ「本当にこれだけの為に呼ばれたのねぇ」




