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嵐の前の訪問者



「…」

疲れがどっと押し寄せる。

目の焦点が合わないまま晶はボーっと着替え始めた。


「…」

ブレザーを脱ぎ、スカートのファスナーを緩め外すと、そのままストンと落ちる。いつもなら下に落とすような事はしないのだが、今日はスカートを拾って畳むこともせず、ブレザーも脱ぎっぱなしにしてベストも剥がし胸元にリボンに手を掛けた。


「…」

第二ボタンを外した時、ふと姿見に写る自分と目が合った。


ー だらしない。


シャツ一枚の自分を見て素直に思う。

だらしないと思いつつも晶はそのままうつ伏せでベッドに倒れ込む。

倒れこむと左膝を中心に足全体が鈍りの様に重く感じ始めた。

だらしない自分。そんなのどうでも良いから今はただこのまま眠りつきたい。晶は枕に顔を深く埋めて眼を閉じる。


しかしいくら身体は疲弊してもダルいばかりで眠れない。

そして心ばかりがモヤモヤする。



ー 告白、返事が出来なかった。


晶の中でずっと渦が巻いている。


湊と郷内の勝負の後、晶は湊に告白された。


告白される前から湊が自分の事を好きだと珠代から知らされ、急激に湊への思いが強くなってしまった。


そしてそれは今もそうだ。

だからこそ晶は混乱していた。


なんであの時、湊に返事しなかったのか。


私も好きですって、言ったと思った。

私で良ければよろしくお願いしますって、言ったと思った。

なのに実際の私は固まって何も言えず、待ってと返すのが精一杯だった。


意気地なし…


晶は心で呟く。


もし好きって言ったら私は湊君とお付き合いする事になる…二人が付き合うって事は湊君が私の彼氏になる…?中山さんがサトちゃんを凜里花って呼ぶみたいに私も晶って呼ばれるのかなぁ…

ん?そもそも付き合うって何する訳?デート…いや、インハイ続く間は部活に専念したいだろうし、受験もあるし…てゆうかデートってどこに?…バカにするな!デートくらい私だってこの間カトちゃんとしたし、いや、あの時はホントにお墓参りオンリーだったし確かに途中でお茶はしたけどあの人何も話さないし…いや、デートなら他にも、サトちゃんやミワちゃんとも行ったぞ。買い物して私のオシャレをコーディネートしてくれたり…って、女同士やんか!デートって男の子と遊ぶ事でしょ、そういえばサトちゃんもミワ公も彼氏いるんだよな。デートって何するんだろ、映画とか、水族館とか?二人でなんて緊張して集中して映画も魚も見れないよ…て、手とか繋ぐのかな、ええ⁉︎

き、キスとか?ええ⁉︎ キス、いやキッス?そんなのどっちでもええわ、そんなのしたらホントに不順異性交遊じゃん!

てかそもそも私と湊君がキスするって……


晶はむくっと起き上がる


「馬鹿みたい。何勝手に盛り上がってんだろ…返事しなかったくせに」


そしてまたベッドにうつ伏せに沈む、枕に顔を埋めて。


ふと晶の脳裏に真琴が浮かんだ。


あいつ、湊君が好きなんだよなぁ…そしてあいつは私がカトちゃんを好きだと思ってる。


カトちゃんかぁ。

私、告白したんだよなぁ、あの人に。


私、頭がおかしいのかな?

カトちゃんに告白したのに湊君がすごく気になってるなんて。それなのに受け入れないなんて。ああそっか、だからわんこは私が思わせぶりな事してるから。

…思わせぶりってなんだよ。

私はただ自分の思った通りの行動してるだけじゃん。告白OKしてないけど仲良くしたらいけないなんて道理はないよ。だからすごく今だって湊君にドキドキしてるし…


って、あれ?


私、いつから彼を “湊君” って言ってんだろ。告白された時?あれ、え?うわ、どうしよう、勢いで言っちゃったよ、うわぁ、これも思わせぶりになるのか?

でもなんか和久井君に直す方が今になって恥ずかしいのもあるし…


わんこもおんなじ気持ちだったのかな。

だよな。

だって私が断った後に湊君がすぐわんこと付き合ったら…やっぱ複雑だよ。

だからあいつとは、はっきりさせないと。


私が今やらなきゃいけない事。ちゃんと精算して、今の浮ついたままじゃ、何も解決出来ない。

丈留さんとも約束したし、自分勝手だけど、ちゃんと精算してそれからだ。


ベッドから起き上がった晶は散らかした制服を拾い上げてシワを伸ばしてハンガーに掛ける。


…よし。

鏡に向かって笑顔を作ると、両手で思い切り自分の頬を平手打ちする。


もう迷わない。

くっきり残る赤い頬。だが強い目がそこに垣間見えた。


〜…


2.


翌日、学校での昼休み。


晶はお気に入りの場所である非常階段の踊り場で風を浴びていた。

しかし落ち着いたのもつかの間、すぐ後方からドアが開く。

真琴だった。


「せェ〜んぱい、やっぱりここに居たんだ」


真琴は外の空気を取り込むようなわざとらしい深呼吸をしながら明るく声を掛けた。

「…」

晶はその声に全く反応を示さない。


「無視しないで下さいよ」

「…」

真琴は気にせず晶に近づく。


「なんか足、重そうですけど大丈夫ですか?勝負は明日なんですからちゃんとして下さいね」

「私はまだ行くなんて答えてない」

「またまた、勿体付けるの得意ですね、先輩は」

「…」

「ところで先輩。いったい何人に勝負の事言いふらしました?困るんですよね、勝手にベラベラ言っちゃって、おかげで私悪者ですよ…ズルいな、和久井君の気持ちを利用しないで下さいね」

「…ズルい?」

「はい」

「どちらにしても彼に審判頼むつもりだったんでしょ?私は利用出来るものは全て利用する」


それを聞くと真琴の眉は一瞬吊り上がった。


「へぇ。そこまで言ったからには逃げないで下さいよ」


背中で声を聞いているも晶には今、真琴がどんな表情をしているのか見なくても分かっていた。


「わんこ」

晶は振り返る。


「…」

「今ならまだ冗談で許してあげるけど」

「は?」

「これだけは言っておく。勝負するにしてもしないにしても、追い込まれるのはお前だよ」

「…先輩。だったら尚更受けてくれますよね。私、それだけ背負うんですから」

「…」


「待ってますからね」

晶の目を一度も逸らさなかった真琴は口角を上げて作り笑いを浮かべる。

一度だけ軽く会釈して去った。


「…」

残った晶も真琴が去るその時まで決して目を逸らす事は無かった。

真琴が居なくなると張っていた気も抜ける。

大きく息を吐き出しその場に座り込む手前だった。


「…泥臭えな、あんた」


階段の下から湧き上がるタバコの匂いに晶は反応する。

手摺りから覗くと下の踊り場に郷内が晶を見ることなく静かにタバコを吹かしていた。


「俺の知ってる三原晶って女は血も涙も無ぇサイボーグってイメージだったんすけどね」

「…」

「ま、それがまた俺の胸キュンポイントでね、そうゆうあんたを色んな意味で手に入れてみたくてさ」

「相変わらず気持ち悪いね、君」

「気持ち悪くってもモテちゃってるから仕方ないっしょ」

「どうでもいいけどタバコ、吸ったらクビになるんじゃないの?」

晶は昨日湊が郷内に言った言葉を思い出す。

「勘弁してよ、1日でやめられるわけないっしょ。だからほら、軽いヤツに変えたし」

「?」

メンソール系の銘柄の箱を見せるも晶には同じタバコには違い無く意味がわからない。

郷内はそんな晶を気付かれない程度に鼻で笑うと吸っていたタバコを携帯の灰皿で消した。

その様子を見た晶は不思議そうな顔をした。

「…捨てないんだ」

「?」

「タバコ。よくここに落ちてるから」

「おいおいタバコ吸ったら灰皿に、常識でしょ」

「あ、うん、まぁ…」

それ以前に未成年だろと言いたかったが、少なくても郷内が自分のお気に入りの場所にタバコを捨てている犯人ではないのを知ってそれだけは良しとした。

「それはさておき先輩よぉ」

「…」

「よく分からんけど何揉めてんの。可愛い後輩とさぁ、すっげぇ面白い話ししてっからつい立ち聞きしちゃったんだけど」

「…」

「で何?二人で決闘でもしちゃう訳?」

「君には関係ないでしょ。イライラさせないでくれる?」

「ひかるちゃんから聞いたんだけど、なんかわんこ先輩、やたらあんたを目の敵にしてるんだって?」

「!」

「わざわざ写真ばら撒きの犯人、自分が被ってまでさぁ。で、あんたはあえてその挑発に乗ってると?」

「…」

「ひかるが犯人なの知ってんだろ。でもあえて挑発に乗っかるあんたはカッコイイっちゃカッコイイけど、その後は見え見えだぜ?あんたがボロ負けする姿、それってダサくね?」

「だから?」

「ん?」

「さっきも言ったけど君には関係ないから」


「…確かに。俺も興味ねぇし。悪かったね、あ、今の話しは全部忘れるから安心してよ。気が向いたら俺とも勝負してちょ」

郷内は笑いながら階段を降りて行った。


「…」

もうこの場所は私だけのとっておきじゃない。

そう思うとなんだか余計に落ち着かなくなってしまった。


〜…


3.


下校時の事だった。


「……」


「よ、お嬢様」


昨日の疲れがいまいち取れない晶は無理をせず父に迎えに来て貰おうと校門の前で携帯を手に取る。


そこに現れたのは美魚だった。


「ミワちゃん?」

晶は目を丸くする。

「おう。また来てやったぜ」

「…」

突然の訪問だが晶にとっては都合のいいタイミングだった。美魚が晶の前に突然現れる時はいつも自分が心が弱っている時だったからだ。


「丈留のバカから電話貰った」

「丈留さんが…」

美魚が丈留の名前を出すと晶はなんとなく用件を言わずとも悟る。


「…」

「…」

「とりあえずどっか涼みに行こうぜ。蒸し暑いわ」

「うん」


涼みに行く場所は決まっていた。

校内の食堂か、学校のすぐ近くの喫茶店。バスケ部の現役時代、大事な話しがある時は大抵喫茶店で話し込んでいた。


歩いて程なくの場所にある喫茶店は学食に比べると飲み物から軽食まで値段は高く貼る。

そのせいもあって桜杏高校に近くても大抵の学生のアフタヌーンティーは校内の食堂で済ませる生徒がほとんどであり、喫茶店の空気は大人の落ち着いた雰囲気を醸し出している。

晶達はそこが好きだった。


「ひっさびさに来たわ “あすなろ” 何ヶ月も経った訳じゃないのにめっちゃ懐かしく感じる」

喫茶あすなろの扉を開けるとドアに着いたベルが、カランコロンカラン、と古い音で鳴り綴る。

これを聞くなり美魚は、くぅー、これこれ、と胸を踊らせる。


「私も久しぶり。ミワちゃん達としかここには来なかったから」

「三人で込み入った話しする時はガッコの食堂じゃなくていつもここだったな」

「うん、ガッコの解放された大きな食堂よりもここは “秘密感” が満載でワクワクしてた」


席に着くなり晶も懐かしさを満喫する。


「だな。だから今日はミハルとここに来た」

「…うん」


話しを切り出す美魚。


「あたしが今日来た理由分かる?」

「…なんとなく」


「なんとなくって何」

「丈留さんから電話貰ったって言ったから」

「…」


「わんことの事でしょ」

「正解」

美魚は表情を変えずに静かに答える。


「止めに来たの?」

「ミハルの話しを聞きに来たの」

「…」


「で、わんことはいつやるの」

「…明日」


「その足で?」

美魚は晶の杖を指す。


「今日は足、ちょっと重くて。昨日少し動き過ぎたから。明日は大丈夫」

「テーピング、グルグルにしてるのに?」

「…」

「随分余裕だな」

「え」

「わんこってそんなボロい状態で勝てる程ザコなんだっけ」

「…」

「それともお前がボロ負けしてお疲れ様でしたで終わり?」

「…」

「随分楽しそうな勝負だな」


「…」

「…」


「ミハル」

「…」


「そんな状態のお前とやる意味あるの?」

「分からない」


「そっか…じゃあ、行くか」

美魚は立ち上がる。


「行くって何処?」

「あたしん

「え、なんで」

「とりあえずミハルを拉致して監禁する」

「…え⁉︎」

晶の腕を掴み、立て、と言わんばかりに引っ張る。


「ほら行くぞ」

「ちょっと待って、え、え」

若干抵抗気味の晶に対し美魚は言葉を発さず晶を抱え込もうとする。


「…」

「ミワちゃん!やだ、やめてよ」

「…」

「嫌だってば」

「…」

「ミワちゃん!」

「…」


暴れ出した晶を美魚は一旦椅子に座られせる。

そして大きく息を吐き出した美魚は晶の胸ぐらを強く掴み彼女の間近まで顔を寄せた。


「…!」

「なんで怒ってるか分かる?」


声は極めて物静かだった。

だが咽は震え爆発させたい怒りを必死で抑えてるのは明らかだった。


「…」


「あたしがミハルの両親なら絶対学校に行かせない。お前、最初の勝負はあたしが一番じゃなかったのかよ」


美魚には怒る理由があった。

ひとつは晶の体調。

そしてもうひとつ、二人には約束があった。


晶が腎臓病に倒れいつか病気が治った時、そして怪我した足も回復した時、一番最初に美魚とバスケで1対1の勝負をする。

とことん1対1の勝負をして美魚はそれまでの全ての本気を晶にぶつける。晶に対して快気祝いを込めて徹底的に圧勝する約束をしていた。

晶の親友であり最大のライバルがここまで差を付けた。もう一度ここまで登って来い、と激励する為に。

それは晶も望んでいた事だった。


「…」

だからこそ唇を強く噛み締める。

美魚との約束を破る事は晶自身が一番心苦しい事だった。


「…」

胸元を掴んでいた美魚の拳が緩む。


「その足で勝負して、その身体で勝負してその先に何があるんだよ。なんであたしに相談しないんだよ、バカミハル」


「ごめん」

「…」


晶はこれまでの経緯を丁寧に説明した。

美魚は何もちょっかいを入れず素直に全てに耳を通した。



「…つまりはわんこのワガママって事だな」


「でもその一旦は私なんだよ」


「確かにミハルが倒れた時、ウチらこの先どうしていいか分からなくなった。わんこの奴が頑張ったのも認める。でもそれがどうした、あいつは望んでお前の代わりになったんだろ。んで和久井にフラれて部もダメでミハルに当たるって甘ちゃんじゃねえか」


「だからだと思う。多分これがただの勝負なら私の代わりにミワちゃんに代打頼んでもいい。それこそレナやナナオ、スノちんも呼んで5対5であいつら全員、三年二年ぶったるんだ奴全員叩き直せばいいと思う。でもこの勝負だけは私がやらないと…私、全然先輩らしい事してあげられなかったから」


「お前の言いたい事はとりあえず分かった、ただ…」


「…」


「そもそも勝てる算段あるのかよ」

「…」

「今のお前じゃ間違い無く負けるぜ」

「…」

核心を突かれ苦笑いを浮かべる晶。


「…昨日、湊君と少しだけ動いたけど、一本くらいならどこかでチャンスあるかも」

「湊?」

美魚は聞き慣れない名前に反応する。

「あ、うん、和久井君」

「うーん?和久井?」

「いや、えっとその、うん…」

「なんだよ、湊って」


「…」


美魚は晶の微妙な変化を見逃さなかった。

そして閃く。


「さてはお前、惚れたな」

「!」

晶の瞳孔が急激に開き切る。

「マジか」

「いや、あの…」

「和久井ってあれだろ?合宿でお前に告って粉砕したアイツだろ」

「いやそれは昔の話で…」

「なに、じゃ、あいつはふられたのに器用にお前を諦めてなかったのか」

「そこはなんとも…」

「へぇ、やるな和久井のダンナ」

「いや、その」

「で、付き合ったの?」

「…こ、告白された」

「で?」

「でって…返事出来なかった」

「ん?」

「私、どうしていいのか分かんなくなっちゃって」

「…」

「み、ミワちゃんは。ミワちゃんはどうだった?その、彼氏とどうやって両想いになって…」

「あたし?ウチら幼馴染だしあたしはあいつ嫌いじゃなかったから告られた時、ま、付き合ってみるかみたいな」

「え、そんな感じなの?」

「いや何も結婚するとかじゃないんだし、付き合うっても色々種類あるじゃん。仲の良い男友達が出来た、最初はこんなんだろ」

「…」

「違うと思えば深く付き合う必要ないんだし。にしてもミハルがいつの間に恋してたとは」

「違うよ。だからどうしていいのか」

「でもミハルに和久井が告白したってんなら、わんこは身も蓋もないな」

「笑えないよ」

「怖えぜ、嫉妬した女は」

「…」


「マジで」

「…うん」


「なるほどな。だいたい呑めたわ、状況」

「…」

「ミハル。これだけは言っておく。お前がどんな思いなのかあらかた理解したし、昔からお前を止めようとしても無駄なのも分かってる。でも、あたしにとって一番大事なのはミハルだから。それはサトも同じだよ」

「…うん」

「だからその勝負、万が一受けるつもりならあたしにも見守らせろ」

「ミワちゃん」

「もしあのバカが単にミハルを潰しにかかるなら、あたしがあいつをぶっ飛ばす。この事はサトにも伝える、いいな」

「…」

「いいな」

「うん」


勝負は明日。

この勝負で何がどうなるのか、晶には何も読めない。

自分の決意が最悪の結果になるかもしれない。それでも “逃げる” という選択肢だけは頭の中からは消えていた。




巻末補足

晶と美魚の勝負の約束のエピソードは前作の第1話に掲載してます。よろしければそちらもご覧くださいませ。


次回

『光指す体育館』(仮)

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