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ファクトリアッ! 夢づくりの工場物語  作者: 石鬼 輪たつ
まかれしものはチリか元肥か
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12/31

第11輪 切花(きりばな)パンジー

「――やっ、やっと……着《つ》きましたわ、『レンス商店』! 本当、普通のおうちではなくて……?」



 パンジーが小《こ》1時間もさまよって、流《なが》れ着《つ》いたのは、ごく平凡《へいぼん》な民家という建物《たてもの》。


 玄関《げんかん》から見遣《みや》る全体を、窓《まど》という窓もない漆喰《しっくい》の壁《かべ》がおおって、外からの目を極力《きょくりょく》避《さ》けている感じがする。


 家の屋根には、木板が。

 「レンス商店《しょうてん》(Cons. Lens)」と彫刻《ちょうこく》されたものが、ぶら下がる。


 ただし、「OPEN」のかけ札《ふだ》もないため、パンジーは2度のノックだけで、戸《と》に手をかける。


 中は夜色《よるいろ》だった。


 陽《ひ》が隠《かく》れたためではない、この家が内側に暗《くら》く発色しているような風合《ふうあ》いだ。



「ごめんください……」



 パンジーが細々(ほそぼそ)と声を発《はっ》する。


 声を聞いてかどうか店の奥《おく》に、霧《きり》と、人影《ひとかげ》が浮《う》かび上《あ》がる。



「ああ、いらっしゃい。さあ、ここへ、持って来たモノを早《はよ》う出《だ》しとくれ」


「あの。あなたが、レンスさんでいらっしゃいますの?」


「じゃなかったら誰になるのさ? おしゃべりは金にならん。早《はよ》う出《だ》しとくれ」



 人影《ひとかげ》は、やがてはっきりと、黒髪《くろかみ》の鳥《とり》の巣《す》頭《あたま》をした老婆《ろうば》の見た目をあらわす。


 店主《てんしゅ》のレンスだ。


 パンジーは、レンスの言葉にしたがい、手にさげた袋《ふくろ》を差《さ》し出《だ》そうとする。



(でも、このお洋服《ようふく》を売《う》ってしまったら……。それに、他人《よそさま》のものを売って、いいのかしら……)



 直前になって、パンジーの道徳《どうとく》心が歯止《はど》めをかける。何が正しいことなのか、わからなくする。



「やっぱり、これはお金《かね》に変《か》えられませんわ……」


「金がいるから、ここへ来たんだろう? 金がないんじゃろ。働いて金を得《え》る前《まえ》に、暮《く》らしていくための金がのお。働(・)く(・)に(・)も(・)金(・)が(・)い(・)る(・)、それを知らずにやって来た、おぬしのせいなんだよ」



 目元は見えない、レンスのしわくちゃの口が催促《さいそく》してくる。



「じゃが、おぬしの品《しな》には価値がある。品を売って金にする、身《み》を売って金にする……同《おんな》じことさね。どうじゃ、その手の品が売れぬというなら、いま着ているドレスでもいいぞ? その1着(いっちゃく)だけでも、そうとうな値《ね》が付《つ》くだろう」


「そんなっ! 裸《はだか》で町を歩くなんて……私《わたくし》にはできませんわ!」


「ばかたれ。持って来たものは服じゃろ? 着《き》る以外《いがい》になんとする?」



 パンジーの恥《はじ》知らず(恥は知っている)な言動に、レンスはやや怒《いか》りをにじませてつっこむ。

 だが、口元《くちもと》は少し笑っている。



 やりとりの間《あいだ》も……いや、高貴《こうき》そうな娘《むすめ》が店に入ってきたそのときから、実際《じっさい》レンスは、目《め》ざとく彼女のドレスを品定《しなさだ》めしていた。


 白とピンクを基調《きちょう》とした、大きなフリルと腰回《こしまわ》りのドレープが印象的な、豪奢《ごうしゃ》なドレス。


 パンジーが着るとやや幼《おさな》さを強調してしまうが、ヒナやセント(性別《せいべつ》不詳《ふしょう》だが)のように、細身《ほそみ》の女性が着こなせば、きっと気高《けだか》さを演出するだろう。


 社交場《しゃこうば》で、多くの人目《ひとめ》を惹《ひ》くに違《ちが》いない。



 ――などと、そんな俗《ぞく》っぽい評価はどうでもよい。


 レンスが目をつけたのは、ドレスの襟元《えりもと》や胸元《むなもと》、袖《そで》口《ぐち》に施《ほどこ》された「美しい刺繍《ししゅう》」だった。



「できませんわ! このドレスは……お母さまが、私《わたくし》の15歳の誕生日にくださった、大切《たいせつ》なものですのよ。しかも、お(・)母(・)さ(・)ま(・)が(・)何(・)年(・)も(・)か(・)け(・)て(・)手(・)縫(・)い(・)し(・)て(・)くださった! 大切な……」


「へえ。手縫《てぬ》い、ねえ。そりゃすごい。もっと、よく見せておくれ」



 レンスは何か確信《かくしん》を得《え》たようすで、大胆《だいたん》に手を伸ばしてきた。


 枯《か》れ木《き》の腕《うで》が、パンジーの扇《おうぎ》状《じょう》に開《ひら》いた袖《そで》を掴《つか》む。


 黄金《こがね》色の刺繍《ししゅう》の繊維《せんい》、1本1本にびっしり備《そな》わった返(・)し(・)が、部屋のはらんだわずかな明かりを克明《こくめい》に反射している。


 また、レンスは笑った口でうなるように息《いき》ついた。



「ふうん……まことによい品《しな》だね。でも、そうか、こりゃ惜《お》しいだろうね。それに……商店《うち》で預《あず》かるにはちっと恐《おそ》れ多《おお》い。商店《うち》は、面倒《めんどう》な迷《まよ》いを、金っていう生(・)き(・)る(・)活(・)力(・)に代《か》えてもらうための場所だからね。このドレスは、まだおぬしにとって必要なものだ。うん、賢明《けんめい》な判断《はんだん》じゃ」



 そう言うと、レンスは思《おも》いの外《ほか》、あっさりとパンジーの説得《せっとく》を諦《あきら》めてしまった。


 しかしこれでは振《ふ》り出《だ》しに戻《もど》っただけ。


 パンジーも分かっていた。



「でも……レンスさんのおっしゃる通《とお》りですわ。私《わたくし》も、腹《はら》を決めますわ! ドレスと、あとこの(前入居者の)お洋服と……それ以外で、私《わたくし》のもっているもの、もう何《なん》でも売《う》りますわっ!」


「そうかい。それ以外であるとすれば――おぬしの髪《かみ》、かね」



 レンスが告《つ》げる。


 パンジーは一瞬のうちに、頭《あたま》の中が真《ま》っ白《しろ》になる。



「その、金色《こんじき》にかがやく髪《かみ》。並《な》みならぬ長さ。ウェーブもよう馴染《なじ》んでおる。ワシからすれば、10年寝(ね)かせたワインよりも価値があるものじゃ! 切ってもどうせまた伸びる。どうじゃ?」


「そ、れ、は……」


「断《ことわ》ると、もう売るものは……おぬしの目《め》ん玉《たま》しかなくなるのお。おお、碧玉《へきぎょく》のように見事な碧《あお》い目だこと。傷つけんように、スプーンでくり抜《ぬ》いてやろうかねえ!」


「それはもっとイヤですわーっ!」



 答えは決まった。


 レンスはどこからともなく、裁《た》ちバサミを取り出してきて、優《やさ》しい手つきで、パンジーの空いた右手に握《にぎ》らせた。


 そして構《かま》えさせる。

 横髪《びん》の、胸上《むねうえ》長さのひと房《ふさ》へ。



「ハーッ! ハーッ! ハアアーッ!」


「ほれ、チョッキンチョッキン! やあや、やあ!」



 しゃがれ声、意気《いき》盛《さか》んな合《あ》いの手《て》がせまる。


 パンジーの口は乾《かわ》き、目に熱水がほとばしった。


 

 ◆



 流れる水の音。


 場所は、大衆《たいしゅう》浴場《よくじょう》。


 ファクトリアの地下に張《は》り巡《めぐ》らされた水道を通《とお》って源泉《げんせん》が。

 浴室番《よくしつばん》の女性がにらみを利《き》かすボイラーで温められた湯《ゆ》が。

 元栓《もとせん》からとめどなく流れ出てくる。


 少しの金《かね》を得《え》たパンジーは、レンスにこの場所を教えてもらい、久々(ひさびさ)の湯浴《ゆあ》みをしてくつろいでいた。


 淑女《しゅくじょ》のたしなみ、という動機《どうき》ではなく。

 「おぬし、臭《にお》うぞ」と、レンスに言われたから。


 パンジーの人生で、はじめての屈辱《くつじょく》的な経験だった。


 ……だが、それはもういいだろう。

 次から気《き》を遣《つか》えばよいのだと、パンジーは自身に言って聞かせた。


 何より――、



「ううっ、うぐ……私《わたくし》の、髪の毛……。トドレスに、たくさん梳《す》いてもらった髪の毛ぇぐ……」



 金色の長かった髪《かみ》を、肩《かた》から下までバッサリ失《うしな》ったパンジーは、悲《かな》しみに暮《く》れていた。


 しぼり出すように目から、弱々(よわよわ)しい涙《なみだ》を流して。


 もっとも、それも自業自得《じごうじとく》だ。もういいだろう。



「……でも、よかったわ。私《わたくし》以外のお客さんがいなくって……気をつけないと……」



 パンジーは、かけ湯《ゆ》でからだについた汗《あせ》と粉《こな》を落《お》とす。

 後《うし》ろに人目《ひとめ》がないか何度も注意しながら、大理《だいり》石《せき》製《せい》の風呂《ふろ》に胸下《むねした》まで浸《つ》かる。


 急《きゅう》な熱《あつ》さに、反応して顎先《あごさき》が上《うえ》を向く。


 潤《うる》んだ碧《あお》いひとみには、土気《つちけ》色の屋根裏《やねうら》と梁《はり》と、あと小窓《こまど》から差し込む、夜の町《まち》明《あ》かりだけが映《うつ》り込《こ》んだ。



「すん、すん……まだ、あの匂《にお》いがしますわ。からだに染《し》みついちゃってるのかしら」



 不安になり、パンジーは犬《いぬ》のような意地《いじ》汚《きたな》い仕草《しぐさ》で、自身のからだを嗅《か》いでみる。


 匂《にお》いはしない。

 湯《ゆ》から蒸発《じょうはつ》した水分が、鼻腔《びこう》を、ちょっと持ち上げる感じがするだけ。


 ふとして、ボイラーの方《ほう》を眺《なが》め見《み》る。


 タオル地《じ》の上着《うわぎ》を着た、熟練《じゅくれん》めく女性が、先のとがった棒《ぼう》を何やらボイラーの中へつっこんでいる。


 だが、火《ひ》の猛《たけ》る音はしなかった。それ以外の音も。


 浴場《よくじょう》外にある、住民の営《いとな》みによる声や足音のみという、閑寂《かんじゃく》な空間だ。



「何をして……」



 しばらく観察《かんさつ》すると、正体が分かった。


 パンジーは驚《おどろ》いた。

 「揺《ゆ》らし石《いし》」だ。


 ボイラーの加熱《かねつ》器《き》に、「揺《ゆ》らし石《いし》」のこぶし大《だい》の粒《つぶ》が幾《いく》つも並《なら》べられ、上を源泉の水が循環《じゅんかん》している。


 浴室番《よくしつばん》の女性は手の棒《ぼう》で「揺《ゆ》らし石《いし》」を擦《こす》ったり、水から離《はな》したりして、湯の温度を保《たも》っているのだった。



(すごい! こんな場所にまで、お父さまの「揺《ゆ》らし石《いし》」が使われているなんて!)



 と、パンジー。

 同時に、感心とは相反《あいはん》する、形(・)を(・)と(・)も(・)な(・)っ(・)た(・)不(・)安(・)感(・)も思考に浮かんできた。



(お父さまは昔《むかし》、「揺《ゆ》らし石《いし》」が、祭儀《さいぎ》道具《どうぐ》として使われるものとおっしゃっていたわ。でも、実際は光球《こうきゅう》にお風呂《ふろ》に……これだけ使《つか》い道《みち》があって。たくさんの人に求《もと》められていて。それなのに、どうして借金《しゃっきん》なんて……?)



 これまで、何も分からないで済ませてきたパンジー。


 それでも今日、仕事を経験したという経験が、ほんのちょっとではある――しかし確《たし》かな自信を、彼女の中へともたらしていた。


 思い返す。父親はどんなことを言っていたのか。


『断《ことわ》りの報《しら》せ』


『あの店が取り扱《あつか》ってくれない』



(もしかして……新(・)し(・)い(・)事(・)業(・)を始めようと? それで資金《しきん》ぐりがうまくいかず、借金《しゃっきん》をした?)



 パンジー、まさか! と、驚異《きょうい》的な推理《すいり》力《りょく》をもって、頭を高速回転させた結果。



「お客《きゃく》さん、だいじょうぶ……?」



 茹《ゆ》で上《あ》がってしまった。


 浴室番《よくしつばん》の女性に助けられ、意識《いしき》混濁《こんだく》の状態で、脱衣所《だついじょ》に寝《ね》かせられる。


 パンジーの口からは白煙《はくえん》が噴《ふ》き上《あ》がる。

 目は笑《わら》っている。

 探偵《たんてい》になった夢《ゆめ》でも見ているのか。



 ◆



 しばらく涼《すず》み、バスタオルから給水《きゅうすい》して意識回復(かいふく)したパンジーは、浮足《うきあし》立《だ》ったようすでふらふらと、下宿《げしゅく》までの帰途《きと》についた。


 夜道《よみち》は暗《くら》くて危《あぶ》ない。


 と、思いきや、ファクトリアの夜はどうして、どこもかしこも昼にため込んだ日光を解放《かいほう》するように、明るくなっている。


 「光球《こうきゅう》」だ。

 光球の光《ひかり》とは、たった1つだけで視界《しかい》のすべてを照《て》らす。


 それがどの家々(いえいえ)や路地《ろじ》においても、またたいているのだ。


 ファクトリアは「光球《こうきゅう》の町《まち》」。


 パンジーがそう感じても、何も不思議ではなかった。



 パンジーは、下宿先の部屋にようよう帰ってくる。


 玄関《げんかん》のポーチュラカを数本踏(ふ)んだかもしれない。

 それは明日《あした》謝《あやま》っておくとして、今は光(・)を(・)咲(・)か(・)せ(・)た(・)い(・)! と、リビングに向かった。


 前入居者の残置物《ざんちぶつ》で散《ち》らかったリビングに、パンジーのからだ半分《はんぶん》近くもある発動機《はつどうき》が鎮座《ちんざ》している。


 その圧迫《あっぱく》感たるや! 

 パンジーは、もはや発動機と2人暮らしをしている気分になる。



「さあ、早《はや》くっ早くっ! まずは、光球《こうきゅう》を発動機《はつどうき》に取り付けて……手前《てまえ》向《む》きに回《まわ》す!」



 パンジーは、工場のデモンストレーションで見た手順を、取《と》り扱《あつか》い説明書《せつめいしょ》を開《ひら》くように慎重《しんちょう》に思い出しながら、再現《さいげん》していく。



「そしたら、横のヒモを、引《ひ》っ張《ぱ》る! 引っ張る! んー!」



 ヒモを引こうとする。発動機を起動《きどう》するヒモは、ピアノ線《せん》かと思うほど硬《かた》く、非力《ひりき》なパンジーではいっぱいまで引くだけのことが、容易《ようい》ではなかった。



「っ、端《はし》まで来《き》ましたわ! 最後、ヒモを放《はな》すっ!」



 言葉とほとんど同時に、パンジーの手からヒモがはなれる。


 ヒモはすぐに発動機《はつどうき》へと戻るのではない。


 ジー、音を立てながらゆっくりと。短《みじか》くなる。


 それが起動《きどう》の合図《あいず》だった。





(!)


 光球《こうきゅう》が点灯《てんとう》し、光《ひか》りかがやく。


 パンジーは、町に来て、もう見慣《みな》れてしまっただろうか。


 けれど、光《ひかり》にはいつだって、何度だって惹《ひ》きつけられる。


 人は太古《たいこ》の昔《むかし》から、ずっと、光を得るために困難《こんなん》の中、手を伸ばしてきたのだから。

 今においても、変わっていない。



 パンジーは、自身の胸《むね》の中から、幼《おさな》い自分が手を伸ばすような錯覚《さっかく》を覚《おぼ》えた。


 光に向かって。



「キレイ……」



 と、パンジー。

 開《ひら》きっぱなしの口から、感動がもれ出た。


 直後、とある不思議《ふしぎ》に気がついた。



「あら? 私《わたくし》が彫《ほ》った上に、模様《もよう》が――」



 手《て》を触《ふ》れる。


 はじめは、移動のどこかで付《つ》いてしまった瑕《きず》だと思った。


 違《ちが》っていた。


 「花《はな》」だ。


 幾《いく》つか、刻《きざ》まれた花柄《はながら》。

 手彫《てぼ》りのクセがついた、大きな5枚《まい》の花弁《はなびら》を広げている。



「パ(・)ン(・)ジ(・)ー(・)っ!」



 と、叫《さけ》んだのもパ(・)ン(・)ジ(・)ー(・)。


 少女はもちろん知っていた。

 子どものころ、両親と編《あ》んだ花《はな》冠《かんむり》の、笑《わら》った顔《かお》みたいな花の名を。


 自身の花を。



「誰《だれ》が、彫《ほ》ってくださったのかしら! ヒナさん、ブレビスさん、それとも模様《もよう》入《い》れの職人《しょくにん》さん……うふふっ。明日《あした》、ちゃんとお礼《れい》をしなくっちゃ」



 パンジーは、光球《こうきゅう》から目を離《はな》さない。


 ただ、ぼんやりした眠気《ねむけ》に腕《うで》を引かれ、前入居者のベッドへと倒《たお》れ込《こ》んだ。


 ややホコリっぽくても、安心する暖《あたた》かさが、パンジーを包《つつ》んでくれる。



 それで……いつの間《ま》にか、眠《ねむ》ってしまった。

 豪奢《ごうしゃ》なドレスを着たままで。


 光球の光も、10数分後には消えた。


 明日《あした》から仕事なのだが、大丈夫だろうか?


 と、心配にもなるが。

 パンジーの寝顔《ねがお》は、起こしがたいくらい、幸《しあわ》せに満《み》ちていた。

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