なんとかしたい
よく思うんです。
どうしても気になっちゃう嫌いな人って、実は好きなんだなーって。
最低最悪のガイによる被害。
私のメンタル マイナス100万
死にそうな思いをしながら、どうにかこうにか、ようやく村に帰ってきたのに。
村の皆と再会して、喜んだのも束の間。
ガイの謎の結婚宣言。
街から出発してから、今回の結婚宣言まで、やたらと喋ってたわ。
ニタリニタリ笑うのが、ほんとに恐かった。
結婚宣言は、ガイのあの見た目もあって村のみんなは信じてないから良いけど。
あのガイだ。
どうにかして、早く街へ帰さないと、大変なことになる予感しかない。
主に私のメンタルが、やられていくだろう。
こんな時に頼りになるのが、モル&ハルサだ。
「そうさなー、どうするかなー」
「どっちでもいいんじゃねぇのか」
ん?
「えーーーっ!ちょっと、お2人とも!もう少し考えて下さいー!!!」
なんと、モル&ハルサ、興味無し。
「私、アイツがいると、耐えられないんです。あんな奴ですよ?ありえないでしょ?私の精神の平和の為にも、どうぞご協力下さい。ね?ね?」
必死に頼む。
これに、私の今後の村での生活が掛かってる。
「ふぅーん」
「なるほどなぁ」
なんだろう、雲行きが怪しい。
「そんなに嫌いということはなぁ」
「そういうことじゃろなぁ」
おかしい。
2人との温度差がヒマラヤと海底くらいある気がする。
「あれじゃな、嫌よ嫌よも好きのうち」
「若いからのう、ニーナも」
「ちっがァァァァァァァァううううぅーーーーーーーー!!!!!!!」
血管がブチ切れるかと思った。
しかし、これに村長も謎の加入。
「ほんとじゃのう。ほんとに嫌いなら気にも止めないはずじゃ。そんなに気になるっちゅうことは、そういうことじゃな」
分かりました。
もう、完全に無視します。
私は、スンっと表情を消した。
細かいことにも、ついつい目が行くのって、意識がその人にずっと向いてるからですよね。
ケンカするのも、その人に意識が向いてるから。
そんなことを思います。




