旅は道連れ
アレ?もしかして、恋愛になる?やべーだ小説のあらすじ書き換えなきゃ!
街から村へと続く道。
馬車から見る景色は美しく、、、ない。
ガイの馬車から見る景色は、どれも灰色で。
ぜんっぜんキラキラしない。
それどころか、どんより陰鬱だ。
喋りたくなんて無いのに、ガイは一方的に話し続ける。
私が返事をしてもしなくても勝手に話は進んで行くけど、時々、修正しないといけない。
とんでもない方向に進むから。
「ニーナのご両親に挨拶しなくてはな!」
「だから両親いないって」
「ハハハ、俺の両親も王都にいるからな、なかなか会えないんだ」
「あーそう」
「そうか、会ってみたいか!しかし、旅に不慣れなニーナが1ヶ月馬車に乗るのは辛いだろう」
「いや、会わねーし」
「そうだな、まだ早いか!まずはニーナのご両親に挨拶しよう!手土産は、これで良かったか?」
「だーかーら!両親いねーって!」
「はっはっはっ両親がいなければ、この世に生まれてないだろう。そんなことも知らなかったのか、ニーナは。随分と純粋に育ったものだな」
ほんとコイツなんなの。
顔を見るのも話すのも、全てが苦痛だ。
村に早く帰るために、こんな奴の馬車に乗って来たけど、自分で馬車と御者を雇って帰れば良かった。
お金の節約なんてしなければ良かった!私のバカ!バカ!バカ!
他の馬車が通りかかったら、走ってる馬車の間を飛んででも、乗り換えてやる!
やばい!




