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謝罪

ムキムキアニキはバカなのか。

「悪かった!」


カツアゲムキムキ野郎が、土下座で謝ってる。


女将さんたちから、私の事情を聞いたらしい。


「俺の治療に対して感謝したから、あんな大金を払ったと思ったんだ。確かに少し多いけど、それは感謝の気持ちとして受け取っておいた方がいいかと思って」


「はあ?治療って、何の話?」


思わず、素で返す。


もう、鼻水やら涙やらで、ぐっちゃぐちゃな顔面で、こっちだって丁寧になんて話せない。


「治療しただろ、お前が具合悪かったから」


ムキムキバカは、真剣に言ってくるけど、意味分かんない。


「なんのこと言ってんの?私は一度も具合悪くなんてないわよ!」


「さては、気付いてさえなかったのか。串焼き屋にいたお前の顔色は、灰色っぽくなっていて、、、」


「あんたのせいよ!!!」


ムキムキバカは、ピタリと動きを止める。


「あんたの顔が恐いから、顔色も何も悪くなったに決まってんでしょーーっ!!ふざけんじゃないわよ!」


ムキムキは全く動かない。


「挙句に変な薬湯飲ませやがって!その上、私が頑張って働いて貯めた全財産奪うって、あんた、ほんと最低!こんな街、来るんじゃなかったわよーーーーーっ!!!」


言い切って気が抜けたのか、私はそのまま眠ってしまった。

ニーナもバカなのか。

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