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街の食べ物

イメージは、大阪

やっぱり旅行といえば、美味しい物だよね。


という訳で、宿屋で荷物を置いたなら、早速、美味しい物探し。


さっきの出店で、美味しそうな物は、もう目を付けてたから、そこへ向かう。


「あった!」


何の肉か分からないけど、美味しそうな肉を串に刺して焼いたヤツ。


いい匂いが、あたり一面に漂ってて、ヨダレ無しでは近づけないわけよ。


「おにーさん、それ1ついくら?」


お店のお兄さんに声をかける。


ピンクの髪が似合うことー。


「1串、銅貨5枚だよ」


おー、なかなかするけど、ここは仕方ない。


「高いけど、しょーがないかー」


私が払おうとすると、横から太い声で遮られた。


「おい、ねーちゃん!ぼったくられっぞ!こいつ、さっきの客には銅貨3枚で売ってたぞ!」


「え?」


隣にいつの間にかいた、ムキムキアニキ?が、店のお兄さんに文句言ってる。


「ちょっと!あんた、商売の邪魔すんなよ!」


「なんだと?!こんな肉で5枚も取るんじゃねーよ!詐欺だろ!」


2人の言い合いで、人混みが出来てくる。


やべー、これ逃げた方がいいやつ。


「あ、私、やっぱり向こうの店に、、、」


「待てよ、ねーちゃん」


ムキムキアニキに捕まった。


「ちゃんと3枚で買いな!この俺が証人になってやる!」


「えぇぇーーーー、、、」


周りに助けを求めても、みんな目をそらす。


街の人は、冷たいなぁ。


「じゃあ、3枚で、、、」


お店のお兄さんは、野次馬に負けて、不貞腐れながら銅貨3枚で、放り投げるように串焼きを売ってくれた。


「あ、ありがとうございます、、、」


私がお礼を言って頭を下げてる。


これなら、5枚で買った方が気分良かったのに、、、


「じゃ、俺も1串。もちろん銅貨3枚な」


ムキムキアニキが、ドヤ顔で同じ物を買ってる。


こいつ、自分の値引きの為に、私を使ったな。


お兄さんは、鬼の形相で、ムキムキアニキにも串焼きを渡していた。


恐い、恐いとこやー、街は。

数回しか行ったことないけど、大阪って良いよね。

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