↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
PR
20/53

忙しくも楽しい

うっかり、次話投稿するのを忘れてました。

自分のうっかりさに、びっくりです。

「いらっしゃいませー!」


このフリオ村の泉から這い出て、はや2年。


食堂を開いたのが、1年半くらい経った頃だから、、、


まだ食堂はようやく半年くらい。


行商人のおじさんに唐揚げポテトを売ってから、おじさんの知り合いや、村の皆が手紙で街の家族から広めてくれて、少しずつだけど、お客さんは増えていった。


ニーナ食堂には、1日1組くらいのお客さんが来るようになっていた。




あの行商人のおじさんから貰ったお金で、初めて買ったのは、油。


猪肉から取ってない、いわゆる菜種油みたいなやつ。


あれで作った天ぷらは、ほんとに絶品だった。


ただの山菜や残った野菜くずが、ご馳走になる魔法の調理法。


揚げたての天ぷらを、粗塩で食べると、サクサクで、もう、、、言葉に出来ない。


手伝ってくれた皆と、夜遅くまで食べて笑って、盛り上がった。


最高に楽しくて、美味しくて、なんだか涙が出た。


モルも、ハルサも、一緒に泣いてくれて。


村長は、ふにゃふにゃしてたけど。


こうして、天ぷらがニーナ食堂のメインとなったのです。



初めてお店にお客さんが来てくれた時も、緊張して手が震えるどころか汗でびっちょびちょになって、コップも落とした。


あれは、今でも、みんなに笑われるネタになってる。


私の顔が真っ青で、そりゃあ面白い顔面だったらしい。


だって仕方ないじゃん、それどころじゃなかったんだもんっ!



でも、そうして得た収入は、ほとんどを新しい調味料や材料を買う為に使った。


モルもハルサも、村長も、ほんの少しの給料も受け取らない。


私は、少しでもお返ししたいけれど。


「わしらに、そんな気を遣うんじゃないよ、バカもんが」


モルに棒で頭を小突かれる。


なんか、ほんとのおばあちゃんみたいで、嬉しい。



そんな、みんなの優しさのお陰で、食堂の調味料や材料は、少しずつ揃って、メニューも増えて来ている。

危うく、消すところでした。


はーっ私って、一体。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。