↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
PR
17/53

売っちまおうぜ

おばあちゃん、好きなんです。

シワシワの意地悪く笑うばあちゃん。

ハルサの茶飲み友達、モルさん。


ちっちゃいシワシワばあちゃん。


この人が、案外?頭が良くて頼りになる。


「なら、売るべ」


お茶をシバきながら、私のお悩み話を一通り聞いたモルさんは、言い切った。


「えっ?何を?誰に?」


私はついていけてない。


フンっと笑って私を横目で見る。


「ちょーど、あの行商人が明日来る日だ」


簡単な端切れの木材で作られた予定表を指さす。


「お前さんの作ったもんを、売りつけてやればいい」


ちょっと意地悪そうに言うけど、なんかかわいいな、このばあちゃん。


「へっ?行商人の人に?なにを?え?」


私の頭は?でいっぱい。


モルさんに、棒切れで頭をコツンと叩かれる。


「みんなが喜んで食べとるじゃろ。あれじゃ」


ポカーンとしばらく考えた後、思い付く。


「あっ!フライドポテト?!唐揚げ?!」


「どっちもじゃ」


私の頭をつついて、笑うモルさん。


あれ?私、山の神じゃなかったっけ?


すげーつつかれてるけど。


「売るって、どうやって?」


モルさんに、耳を引っ張られて、作戦を授けられた。


いいんだけど、私の扱い雑になってね?

私の祖母も、意地悪ばあちゃんでした。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。